唐突ですが、SEOってなんですか?

こんな質問をすると、多くの人が

「あるキーワードで検索順位を上げることです!!」

と声を大にして答えそうですね。


僕は日々思うのですが、SEOってどこからどこまでなんでしょう。

恐らくそれを意識しながら施策をしないと、
SEOって順位が上がっても"成功"とは言えないのではないでしょうか。


ではSEOってなんでしょうか。

SEOの意味は、検索エンジン最適化です。

検索エンジンは種類も豊富ですし、そもそも「検索エンジン」にも
自然検索用のエンジンとリスティング用のエンジンがありますが、
さすがにそれは広くなりすぎなので、

「検索エンジン」の対象をYahooとGoogleの自然検索に絞りましょう。

そう捉えると、「やっぱり順位でしょ?」と言われそうですが、
ホントに大丈夫ですか?

すごくよくある事例で言うと、

順位が上がったのに流入もコンバージョンも一向に上がりません

というパターンです。


問題はどこにあるか分かりますか?

まず流入つまりCTR(クリック率)が上がらないのは、
検索結果の表示(つまりtitleタグとmeta description)に問題があるからでしょう。

titleやdescriptionの調整はリスティングでは非常に繊細に行いますが、
SEOでは意外に考えられていないのが現状。

SEO向きなtitleタグを作ってしまったばかりにCTRが下落する。
そんなトレード・オフな要素もはらんでいるんです。


更に、コンバージョンつまりCVR(コンバージョン率)が上がらないのは、
流入キーワードと流入先ページの不一致によるものではないでしょうか。

ここはLPOじゃないか?と思うかもしれませんが、
想定LPを対象キーワードでしっかり順位を上げるということも考えると、
やはりSEOの要素も大きくかかわってくると思っています。

というか、SEOとLPOの切り分けって難しいので、
もう一緒にしちゃえばいいじゃんなんて思ってます(笑


とにもかくにも、SEOの定義は「順位を上げる」ではなくて、

「自然検索結果からの流入とアクションを最大化する」

と考えるべきでしょう。

そこまで意識してうち手を考えることができれば、
もっと効果的なSEOを打つことが出来るでしょう。