野村克也『あ~ぁ、楽天イーグルス』角川書店(角川oneテーマ21),2009年12月,978-4-04-710223-1 が刊行されていた。ざっと眺めたところ、下記のような記述が目を引いた。


曰く、川上哲治は人間教育をしっかりやったから、読売からは優れた指導者が輩出した、西本幸雄はそれをしなかったから、阪急や近鉄からは優秀な人物は出ていない、自分も川上門下生のようなものだ、という一節である。


鶴岡一人の葬儀に顔を出さず、自分は外野手の広瀬叔功をファンサービスという理由で投手に起用したにもかかわらず、オールスターでのイチローの投手起用に露骨に不快感を表明する。そのような人間に人の道など説かれたくないわ。自分が監督をするチームに公私混同で愛息を何度もゴリ押し入団させた奴が何を言うか。「黙って寝ていろ」とはこのことである。


こちらの記事 では「胴上げされた野村監督は幸せ者である。周り(稲葉など)が偉かったということでしょう」と書いた。本当は「野村が偉かったのではなく」という文言を間に挿入するつもりだったのだが、その時は大人げないと思ったのでやめておいた。やはり入れておくべきだった。