テーマが「購入」となっているが、正確に言えば無償提供していただいたもの。飯山市ふるさと館の山本さん、ご高配有難うございました。
話の順番が逆になったが、長野県の飯山市ふるさと館で昨年夏、標記の企画展
が開催されたことを知ったので、パンフを送っていただく。実際に展示を見てみたかったが、もちろん長野まで行く余裕もない。残念。
宮崎市定とは、日本を代表する東洋史学者であり、贅言の必要はあるまい。間野英二先生曰く「19世紀最大の歴史家はロシアのバルトリド、20世紀最大の歴史家は宮崎市定先生」と。
実は、生前の宮崎翁に一度お目にかかったことがある。もちろん、当時ペーペーの一学生(今もペーペーだが)が声をかけられるはずもなく、ある会合にいらっしゃったところに出くわし、お辞儀をしただけである。ところが丁寧にも、先生からもお辞儀をしていただいた。一代の碩学の思い出として、今も印象に残っているシーンである(もっとも剛の者がいて、私の先輩は先生からメロンを振舞われたらしい)。
宮崎翁の著作は多岐にわたっているが、最も面白いものとして、あえて『隋の煬帝』(中公文庫)
を挙げておく。煬帝だけでなく、さまざまな皇帝や人物のお間抜けな行状が笑える。