久々に人前で話すと緊張する。


こればかりは何度も経験しているが、
実際、話が終わってみると、
あの緊張は何だったのだろうと
思うことが殆どだ。

何をあんなにおびえていたのか、
口が早口になってしまったのか、

訳が分からないほどに、
私は緊張していたと振り返る。

そんなこんなで、面談が始まる。
私の説明が始まる。
緊張するので、早口になる。

相手の顔は見えているが、
それでも早口になり、
しどろもどろの発音になる。

面談でかまない、
しどろもどろにならない
人の説明を是非見せてほしい。

一体どうやっているのか
私にはまだ理解できない領域なのだ。

ただ、緊張するのは面談だけではない。
あらゆる勝負事でも緊張するのだ。
オーケストラのコンサートでも緊張したし、
面接でも、人を遊びに誘う時でも緊張するのだ。
だからこそ緊張しない人間が羨ましく見えるし、
それ以上に、ありえないとも思いたいのだ。

しかし、舞台やステージ上で
俳優や女優、声優を見てると、
至極緊張していないように
見受けられるし、
それ以上に、
訓練して克服しているのではないかと思う。

そうなると、
私も同じ時間をかけて努力をすれば、
緊張を乗り越えられるのではないかと推測する。


同じ人間であって、宇宙人ではないのだから
出来る気がしなくもない。
まずは方法を探してやってみようと思う。
 

そうすれば、
根本的に解決できなくても、
何かしら見つかることは、
私はもう知っている。

過去の経験は何かしら
生きるんだなということを
再認識した月曜日だった。