寒蝉、雪を知らず。 -22ページ目

詩12。

【朔日】



夜は更けて


変わらないまま過ぎる今日に

残された想い



乾いた瞳からこぼれた涙は


くるしく

つらい



鏡に映った赤い眼の君と

手を繋ぎ、また

明日へ逝こう



強くなることは

もう誓わない


忘れないことを

胸に刻んだから


痛みは忘れても

残された痕を辿るよ




そして訪れる一日


太陽が差し出した


昨日と同じ箱



底にある希望を見つめながら


取り囲まれた絶望に喰われよう

詩11。

【手紙】



晴天於。




群青の壁に


そっと白い月


沈みかけの街



壊れた橋さえ


水の底




未来於。




灰色の墓標の上


太陽は霞み



世界樹は遠く




終焉於。




少女は唱う



風を誘い


奏でるは葬歌



さようなら


調べを遺したまま


手を繋いだまま







しあわせのパンとマホロミ。

日曜日にレイトショーで「しあわせのパン」を観てきた。

洞爺湖町月浦でカフェを営む夫婦とお客さんの話。

のんびりな雰囲気が良かった。

こんな生活を送りたいなあ。私では無理そうだけど。

でも将来は都会から離れて、好きなことを自由にできる生活を送りたいな。

しかし日曜日の夜に観るものじゃない。月曜からの仕事が憂鬱過ぎる。



あと、「マホロミ」買いました。

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旧い建物に宿った記憶の欠片を視る。
アコニーのアパート思い出した。

マンガの技法だと思うんだけど、建物に宿った記憶を視ているときの、あのぼかしたような画ってのはどうやって描いてるんだろう。

長期連載ではないとは思うけれど、続きが楽しみ。

ではまた。