昨日は19時過ぎに会社出れました。最近ようやく、少なくとも至急案件が無い限りは週2,3回は19時頃に帰れるようになってきました。
しかし、ふと職場の若手の同僚をみると、なかなかみなさん早くは帰っていません。それどころか、ほとんどの人が遅くまで残り、いわゆるサービス残業を厭わないのです。今二十代であれば"ゆとり"世代どんぴしゃのはずですが、ほとんど(悪い意味での)"ゆとり"を感じさせません。
いや、本当は心の中では残業一般を厭っているのかもしれませんが、少なくとも態度には出していませんし、実際よくサービス残業している姿を見かけます。
もちろん会社からサービス残業をしろなどという指示があるわけでもなく、むしろ絶対にするな、という内容の教育も行われています。しかしながら、なんとなく、「別に自発的にサービス残業する分にはかまわないでしょ?」という雰囲気が流れています。逆に定時にきっちり帰るのは役職者や役職定年になったベテラン勢ばかり、という状況です。
かくいう私も去年までは完全にサービス残業が常態化していましたし、自発的なサービス残業が常態化しているということは裏を返せば「定時に帰ります」と言いづらい雰囲気が常に漂っていることにもなります。ひどいときは23時に帰ろうとすると同期から「うそぉ?もう帰るの?」と言われる始末でした。
ちょっと視点を変えてみます。
残業せずに帰ると、当たり前ですが残業代が出ません。サービス残業が常態化、と書きましたが、別に全てサービス残業というわけではなく、例えば月40時間とか60時間までは残業代が出て、それ以上は申請が面倒くさい、もしくは部署の方針でそれ以上は禁止、という理由により(タイムカード的に)残業できないので、自発的にタイムカードを切ってから仕事を続ける、というような感じです。
残業代自体も一分単位でつきますので、一般的な会社と比べるとかなりマシな方だと思われます。何が言いたいかというと、残業代を稼ぎやすいのです。
さすがにこれみよがしに居残って残業代を稼ごうとする人は少なくとも自分の職場では見た事はありませんが、新入社員が「夜勤実習で深夜手当+残業代で相当な月収をもらってテンション上がった」という話をよく聞きますので、みなさん残業代に全く興味ない、ということは無いはずです。
実際、毎日完全に定時出社・定時退社で残業ゼロだと、月収的にはかなり響いてしまいます。
そうすると、毎日深夜までサービス残業も嫌だけど、一切残業せずに月収ダウンするのも嫌、というのが大方の従業員の思いということになります。
つまり、「月の手取り金額」だとか「残業による精神的辛さ」が評価のモノサシである場合、ほどほどに楽な仕事で残業するのが良い、ということになってしまします。
さらに言うと、仕事終わったあとに、残業代出ないのに仕事のための勉強するなんて冗談じゃない、という風に思いやすいかもしれません。
しかし、もし評価のモノサシが「単位時間当り給料」であったり、「将来得られる有形および無形の資産」や「いかに家族と有意義な時間を過ごすか」だったりするならば、こなす仕事量を落とすことなく残業ゼロにし、浮いた時間は勉強と家族のために使う、という選択は非常に合理的なモノとなります。
どういうモノサシをもつかは完全に人それぞれではありますが、個人的には少しでも身近な人や社会にとって有益になりやすいモノサシを自分のモノとしていきたいところです。
今日はこれまで。
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