3年ぶりの八溝大橋。

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 去年までは、そこそこ釣れていたので、上流の近場で釣っていたのですが、

今年はそうも言っていられなくなりました。

 釣れていると聞けば、できるだけ足を延ばすことにしました。


 次の日は父の23回忌の法事なので、妻からお墓の掃除を命じられ、朝一番でお墓掃除です。

 さっさと片付けて釣りへ行こう!

 ところがです、家のお墓は幽霊が出そうなほどの荒廃ぶり。ちょちょっ、ってな訳にはいきません。

草をむしり、枝を挟み、約1時間、汗が出るほど一心に掃除しました。

父のことを思い出したり、去年23回忌だった祖父や

一昨年13回忌だった祖母ことを回想したり・・・

 で、お墓の掃除を終え、家へ帰って、釣り道具を車に詰め込んでいると、

妻が何やら不満気な表情。

 ≪ 明日は法事なので、何かと準備があるのか、いや、そう言えば、今日は中学校の参観日。

 でも、娘は来てもらいたくなさそうだったし・・・・

 鮎釣りと法事、どっちが大事だと思っているの? と言われれば、法事、でしょう。

 でも私は今日やるべきこと(墓掃除)はやったし、文句言われる筋合いはないし・・・

 鮎釣りと参観日、どっちが大事だと思っているの? と言われれば、鮎釣り、でしょう。

 だって、来てもらいたくない参観日に行く必要がある? ≫

妻の表情にビビって言われてもいない文句に言い訳をしている自分なのでした。

 ま、そんな具合なので、そそくさと支度して出発。

でも、今日も釣れないのか、とイマイチ盛り上がりません。

 いつものコンビニで氷やらオニギリやら、買っていると知り合いに会いました。

その知り合いによると、八溝大橋まで行けば釣れる、とのこと。

行先は八溝大橋に決定。

 家から車で約1時間30分。いつもの釣り場の約1.5倍の距離です。


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 八溝大橋の上から川を眺めてみると、水はゆったりと流れています。

橋の直下はトロ場で石も磨かれているように見えます。

大きな石の周りでは鮎が反転するのが見えます。

 その割にはその付近には誰もいません。

 ひとが混んでいるのは、上流の瀬のあたりと下流左岸。

 見ている間に竿が曲がっている人はいませんでした。

 期待していいものやら悪いものやら。

 橋の下に車を回すと、しばらく大水が出ていないのでしょう、橋の上流側は葦が繁茂して、

迷路のようになっているので、どういう風に行けば上の瀬に行けるのかいいのか見当もつきません。

そこで、橋の下のトロ場に入川して、橋の上から見えた大石の周りを攻めようと思ったのですが、

川に腰まで浸かると、大石がどこにあるのかまったくわりません。

しばらく立て竿で囮を泳がせていたのですが、急に泳ぎが早くなったりするので、追われてるのか、

と期待したりして、見切るのが遅くなりました。

 慢然と竿を出していても時間の無駄。川を歩いて、流れを見て、石をみて、アユがいるところでしか竿

を出さないことに徹することしました。

腕が悪いのに、追いっ気のない鮎が掛かるはずもないのです。

お昼近いので、釣り人はお昼に上がってしまったようです。

川底を見ながら、上流へ。

瀬に入ると、アユの気配があります。竿を出すと15センチのアユが口が掛かりしました。

わぁ~、坊主を逃れたぞぉ。

左岸の際を流れる瀬の肩に囮を入れると間もなく、ガツーンというアタリ。

これ、これ、このアタリ。この引き。

3連チャンのあとしばらくの沈黙、ちょっと上にポイント移動。

石の頭でズキューン、あっというまに下の瀬に持っていかれました、なんとかかんとか

取り込みました。22センチありました。

確かにいい場所に良い鮎がいました。

その後いい型のアユが数尾かかり、大鮎を3尾身切れでばらしました。(取り込めなかった鮎は

大鮎だったというものですが、ホントですって。??) 

身切れと言っても、自分は竿を矯めているだけで何もできなかったのです。

鮎は一向に浮いてこないし、寄せる流れもないし、下がれないし。それが3尾続きました。

これは勉強しなおそう。

 4時頃になると、流れにゴミ目立ちはじめ、見る見る濁ってきました。

上流で雨が降ってきたのでしょう。

岸に戻れなくなると困るので、急いで上がることにしました。

数こそ釣れませんでしたが(12尾です。今年初めてのツ抜けです。何か複雑。)、

久し振りに良い引きを堪能できました。

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この日の釣りは、マルでした。

おかげで法事に出す一品ができました。
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