昨晩、地域の視覚障害の方の講習会に行ってきました。
地域としては、「人権について考える」が1つのテーマにあるらしく、その一環で障害について講習の場を設けたそうです。

私は視覚障碍者の方の話を聞きたかったので、家族に相談して旦那と祖母にゆきをお願い!して1人で行くことにしました。
祖母が気をつかってくださり、隣のおばちゃんと一緒に行くことになりました。

講習会には子供もいっぱい来ていたのですが、夜の7時30分からということもあり、ちょっと大変そうでした。

内容メモ
・小学校高学年から暗いところが見えにくくなり、中学校で失明すると診断を受けた。(でも当時失明するとは信じていなかった。)
・その後社会人になっていから大阪で針きゅう院の資格を取ったりする中、失明をした。
・視覚障害者の歩く方法、伴走についての説明
・目が見えなくてもやれることがある。やりたいことがある。(68歳ながら山登り、ヨット、マラソン!凄い…!)

視覚障害のおじいさんは、すごく明るくて、楽観的!
その奥さんもすごくハキハキしていて、話の中で「~はどうなん?」とか夫婦でやりとりをして、分かりやすく説明してくれていた。

奥さんは最後に「チューブにつながれて、ぱたっと逝くよりも、好きなことして、「なんでこんなことしたん!」「好きなことしたいやろ!」って最後死にたいやん!」と言っていた。
ご夫婦好きなことを、なんでもやってしまう…障害なんか関係ない、そんなご夫婦でした。

講習会が終わった後、障害の支援側である奥さんとお話がしたくて…個人的にお話に行きました。

泣くつもりはなかったのですが…
やっぱり自分の状況を説明し始めると、ぶわっと泣いてしまって…。
泣きながら聴覚障害の話をすると、「だいじょうぶやで、だいじょうぶやで」と手をにぎってくれました。
そして、「子供にはいっぱい愛情注ぐんやで」「なんとかなる、大丈夫」「でも、人を呼ぶとき床をバンバンたたく子にはならないよう、モラルはしっかり学ばせること、けじめをつけること」



最後に
「親のあんたは、子供が1人でも生きていけるように、1人でも大丈夫なように、しっかり育ててやるんやで。あんたは先に死ぬかもしれへんが、子供はまだまだ先がながいんやから。しっかり1人でも生きていけるよう、育てるんやで!」

とお話をいただきました。
講習会に行ってよかったです。
家族、隣人のおばちゃん、講習してくれたご夫婦、いろんな方に感謝でいっぱいになりました。