『2017・阪神タイガース大予言!』しかし本編は今年の秋がくれば賞味期限が来るので閲覧注意!

 

 

★『2017・阪神タイガース大予言!』★

 

とにかく強かった今年は。いやはや誰もがぶっちぎりの優勝と思った筈。

とにかく残る4試合を残しての数字を見れば分かる。

チーム打率.296(1位)2位ヤクルト.267

チーム防御率3.31(1位)2位巨人3.63

チーム本塁打130本(2位)1位ヤクルト158本

対広島15勝10敗

対巨人13勝11敗1分け

対DeNA17勝8敗

対ヤクルト13勝12敗

対中日19勝2敗

交流戦9勝8敗1分けで、

トータル86勝51敗2分け 勝率.628

じつに申し分無い成績です。

これでけっきょくのところ4位というのが不思議なくらい。

「えっ、4位なの!?」

そう4位なのです。地上最強のBクラスです。

 

実はこのシーズン、80勝以上が4チームも同じリーグに出現すると言う前代未聞の稀なハイレベルの混戦にセ・リーグはあったのである。

そして混戦から最終盤阪神が残り4試合あまして頭一つ抜け、優勝マジック「2」が点灯したときであった。

ここまで今年の阪神は例年になく苦手とする中日ドラゴンズに連戦連勝で、9月まで19勝2敗と寄せ付けず全くのカモにしていたのだった。

 そしてまた今年の中日は、球団創設以来の歴史的最下位街道を邁進していたのだ。

 かつて近鉄バッファローズが1961年に打ち立てた最多敗戦36勝103敗(.259)をあっさり更新し、あとは1955年に大洋ホエールズが打ち立てたシーズン最低勝率.238(31勝99敗)を下回れるかという記録が、名古屋では優勝争いそっちのけで、日本国中でも注目を集める物凄い負けっぷりであったのだ。

 なんせ今シーズンのドラゴンズは、DeNAに4勝21敗、

巨人に5勝20敗、ヤクルトに8勝17敗、阪神にここまで

2勝19敗。広島にだけ唯一勝ち越して14勝11敗だったが、その元を取るように(?)交流戦は18戦18敗という、史上初のセパ交流戦全戦全敗をやらかしてしまったのであった。

 そしてこの交流戦の行われた5月から6月にかけては26連敗という不名誉極まりない恐るべき負の金字塔を打ち立ててしまうのであった。

 1990年代暗黒時代と言われた阪神でさえこれほどの負けっぷりはしてなかったものである。

 その中日ドラゴンズ相手に我が阪神は、9月下旬に甲子園で2試合、そして3日空けてナゴヤドームで最終の2試合が組まれていたのであった。

 そのときの中日の成績は139試合33勝106敗、勝率.237である。

 最低勝率記録を下回らないためには最低でも1勝が必要であるのだ。

 とにかく中日球団としてこの不名誉な記録だけはどうしても避けたいと、なんとか1つ勝って、あとは3つとも全敗でも勝率で1厘上回れる!まさに今年の中日の最後の悲願であった><;;;///

 逆に言えば、1勝3敗でも勝率が上がるんだから気楽なものといえるのだった。

 

 さて、こういう局面をもっとも嫌がるのは、優勝のかかった阪神タイガースであることは言うまでもなかった。

 また阪神もプレッシャーに弱いとはいえ、ほぼ9割勝ってるカモ相手に、2つも勝てば2位巨人3位ヤクルトが星の潰し合いしているうちに、胴上げというかなりの優位に立っているのも確かなのだ。

 

 そしてDeNAはこのときすでに88勝55敗.615ながら暫定4位で全日程を終了。

 1位阪神86勝51敗2分け.628、

 2位巨人も、87勝52敗1分け.626、

 3位ヤクルト85勝51敗3分け.625、

 ほぼゲーム差無しの数字的には申し分の無いまさにハイレベルな混戦であったのだ。

 

 巨人はヤクルトと1試合広島と1試合の計2試合を残していたが、このヤクルト戦、最終回ヤクルト攻撃中、サード村田がバレンティンの内野フライを見失い、世紀の大落球をやらかしてしまった。9回表2点差だったので、しかもすべての満塁のランナーがホームインし、6−7と逆転を許してしまう。

 意気消沈の巨人は気勢上がらずヤクルトの新守護神ジュリアスに3者三振にひねられ、次の広島戦でも2-10、0−11の大敗を喫し87勝55敗.613で終了

 DeNAはこの時点で3位以上が確定。ヤクルトと阪神の結果次第となった。

 そしてヤクルトは86勝51敗.628で一時的に首位に立ち、阪神のマジックを消したヤクルトだった。しかし、残る広島とのアウェイでの3試合、一気に行きたいところがイマイチ波に乗れず、初戦を今季17勝の小川で落としてしまった。するとずるずるとそのまま3連敗してしまったのだ。期待の山田も3試合12打数1安打と振るわず、糸井と争っての初の首位打者のタイトルを逃してしまうのである(山田:546打数190安打.348)。結果ヤクルトは86勝54敗4分け.614と大きく後退したまま終了

 この時点でDeNAが一気に2位に浮上したのであった。

 

 そしてライバル球団が続々脱落して行く中、阪神は、近畿地方に秋雨前線と台風19号が居座っての影響から、甲子園の中日2連戦が中止となり、ナゴヤドームのあとに順延となってしまうのである。だから首位に立って1週間、試合が出来ないという異常事態でもあったのだ。

 それでも関西のファンの盛り上がりが持続出来るということと、甲子園カードがラストに組めることで球団営業サイドは大歓迎な様子であったが、選手的には早く終わらせたい気分が強く、モチベーションは下がり気味であった。

 

 そしていよいよ、首位阪神は、ナゴヤドームに乗り込み、今季メッセンジャーに次いで18勝の藤浪を立てて臨む。

 ところがこの藤浪、初回から四球を連発し、明らかに試合感覚の間延びが祟った様子で3回にビシエドに満塁ホームランを浴び一気に6点を奪われてしまった! 結局3回に8失点KOで交代。

 藤浪はこれまで中日戦は得意ではなかったものの、今季は負け無しの4勝で、ビシエドにも19打数3安打.158、7三振と仕事をさせていなかったのであった。しかしこのだいじなところで、打たれてしまったのだ。

 そのまま阪神自慢のチーム打率.296の打線も振るわず、守備の乱れもあって、糸井のソロホームランの1点だけで1-23と記録的大敗を喫してしまった。ビシエドはなんとその試合で6打数6安打10打点4ホーマーで、1試合19塁打という日本記録を叩き出し、打点もトータルで99となり、打点王のダークホースに躍り出るのだった。そして中日は、念願の最低勝率記録をこの上ない鬱憤バラしな大勝で免れた。さらに中日はその勢いに乗じ、2試合目も今季7敗4完封負けとカモにされた青柳を打ち込み、5ー2と初めて青柳に黒星をつけることに成功した。同時に中日にとってはこれが今季初の連勝となったのである。

 意気上がる、というより、完全にリラックスした中日と、後が無くなった阪神タイガーズ、この時点で86勝53敗.619となり、DeNAとゲーム差無しとなり、勝率でも4厘差と完全にお尻に火がついてしまった状態となった。

 しかしまだ自力優勝は残っており、再点灯したマジック1が、かえって阪神ナインに大きく墓石か漬けもん石となってのしかかっているのである

 こうなったら1973年、1992年、そして2008年の悪夢が甦ってくるではないか! マイナス思考に陥った阪神急行はもう止まらない! 

 そして、ナインとは裏腹に「甲子園決戦じゃあ~~!!!」と意気上がるライトスタンドのアホ阪神ファンがさらにさらに追い打ちかけるようにプレッシャーをかけまくるのであった。

 当の阪神ベンチは、満を持してか、裏を掻いてかはわからないが、金本監督はこのだいじな甲子園決戦初戦に、今季中日戦に一度も登板していない岩田を先発させてきた。成績もトータルで19試合に登板して4勝4敗と今季はパッとしていなかった。ここに至って金本監督は何故か藤浪を温存し、今季41セーブのメンデスの更なる抑えの抑えに使おうという盤石を期してなのかも知れないが、まさに監督の心中というより阪神のベンチワークは謎であった。

 しかしこういう不可解な投手起用は、阪神監督の優勝のかかった決戦での専売特許かお家芸(?)でもあったので、コアな虎ファンからは「またや><;;」と試合前から嘆息の漏れる始末でもあった。これまた奇しくも1973年のナゴヤ決戦で、マジック1にしたあと、中日に9勝とカモにしていた上田二郎を使わず江夏を持ってきたのと、岩田と江夏では格は違うが、要らん事を考えての起用には違い無いのだ。

 そして試合は案の定、阪神内野陣は試合に入ったときからカチコチになり、鳥谷がファンブル、北條がはじく、原口が投球を後ろにそらすという見てられない内容で、早くも2回までに3点を失った。

 ライトスタンドの過激トラファンからは怒号の雨霰! そういうのが余計に阪神ナインをさらにカチコチにさせるのだった。

 それでも、4回裏、落合中日で何度も優勝経験のある福留が24号スリーランをライトスタンドに運ぶと、続くキャンベルもチームトップの29号をバックスクリーンに見舞い4−3と逆転に成功した。これで中日先発の大野をマウンドから引き摺り下ろす。

 阪神外野スタンドのボルテージは大盛り上がりで、それこそ、バックスクリーン横では早くもファン同士でビール掛けや胴上げが行われ、場内アナウンスで試合の妨げになるからやめるよう注意されていた。

 さらに糸井のタイムリー、鳥谷の犠牲フライで6−3とし、このまま逃げ切るかと思われた。しかしであった。9回に抑えのメンデスがまたもや背信の大乱調で、さっそく満塁にして押し出し四球を荒木に投じると、その直後大島のときに痛恨のワイルドピッチ。捕手・原口が間に合わない3塁への送球が逸れる間に2塁ランナーの高橋もホームインし同点とされる。メンデスは大島はなんとか三振で凌いで2アウトとこぎつけはした。

 ここで金本監督、意外と落ち着き払った表情でベンチから出て来ると、満を持してこういうときのために温存しておいた藤浪を抑えとして投入。

 ところがこの藤浪、いきなり3番平田に3ボール。

 いくら2アウト2−3塁で1塁が空いてるとはいえ、次はビシエドである。つい先週満塁ホームランを食らったばかりであったのに、魅入られるように平田を歩かせビシエドの前で満塁にしてしまうのであった。

 

 さすがにこれにはたまらず金本監督がマウンドに向かう。ここはやはりビシエドには22打数0安打13三振と完全に抑え切っている青柳を本来リリーフさせるところだが、金本監督はエース藤浪を温存した以上、しかも1死も取れず交代させたでは、自分自身の手腕をも問われてしまう。そういうメンツとこだわり綯い交ぜの心境で一言二言檄を飛ばし、そのまま素人目にも自信無気に映る藤波を続投させるのであった。

 藤浪は完全に気後れしてしまっていた。そのまま呆然としたまま試合に入り、またリリーフなど今季一度もやってこなかっただけに、不安たっぷりのままビシエドに対峙するのである。

 そして初球フォークから入ったが、ビシエドはピクリともせず悠然と見送って真ん中低めのボール。原口は弱気になってる藤浪に喝を入れる意味合いで中腰になってインハイに構えストレートを要求。

 どうやらこれがいかんかったようで、中途半端な速球が真ん中高めに浮き、ビシエドがこれを逃してくれるわけはなく、思い切り振り抜いた。

 打球はセンター糸井の遥か頭上バックスクリーンのそのまた上のスコアボード直撃の大満塁ホームランとなってしまった。推定飛距離170mのビシエドの今季32号であった。

 試合は10−6と再逆転され、そのまま中日戦3連敗。

 これで後1試合を残し86勝54敗2分け.614。とうとうDeNAに首位の座を明け渡してしまうのであった。

 

 しかしまだDeNAとはゲーム差無しで1厘後退しているだけで、まだまだ優勝の望みはあった。1つ勝てば良いわけだが、引き分けでは優勝を逃してしまう事になってしまうのだ。だから急転立場が阪神は悪くなってしまったのだ。

 こうなったら今季中日キラーでビシエド・キラーの青柳の出番である。なんせ15勝7敗のうちの半分近くを最下位中日から稼いでいる立役者である。

 ところがであった。なんとこれまでの勲功からか、よくわからないが、藤浪との2枚看板で今季自己最多、しかも最多勝を確定させている19勝3敗のメッセンジャーをマウンドに阪神ベンチは送るのであった。

 おそらく読みとしては、最終戦はロースコアになる。だから、勝機のところで敵の嫌がる天敵青柳を投入して逃げ切りを図るという、これまた盤石(?)を期しての起用のつもりであったようだ。まさに石橋叩いて叩き壊すという阪神歴代監督のお家芸がこの期に及んでもまた出て来るのである></

 

「メッセンジャーには20勝で終わって欲しい。来年はおそらく5勝13敗で翌年お帰りいただくことになろうから‥、まあ有終の美だ」

 とつぶやいたかどうかはわからない。おそらくフロントとしては外人にこれ以上活躍されても年俸交渉でややこしいことになると、そういう意図が監督の投手起用に陰を落としていたのかも知れない。

 果たしてメッセンジャー、いざ最終戦の36勝106敗1分けのド最下位中日との優勝決定戦に臨むのであった。

 

 またこの決戦はラミちゃん監督率いるDeNAベイスターズのメンバー全員が揃って3塁側に陣取り、観戦するのであった。

 そしてドラゴンズファンよりベイの応援団のほうが多いと言う異様な光景にトラファンも圧倒されていた。そこへもって不気味な太鼓が伝統の中日ドラゴンズ応援団のコラボレーションである。

 かつて強かった中日に苦杯をなめ、2010年などは同じ勝率なのに中日に負け越したという理由でリーグ優勝は中日に持って行かれ苦杯をなめた。

 そしてベイにも大洋・横浜時代から何年か周期で大きく負け越してシーズンを終えるという記憶が甦り、ファンも球団関係者、選手ともども異様な雰囲気に呑まれてしまっているようだった。

 

 試合は静かに進み、これが首位とド最下位で勝率.250足らずの試合とは思えない緊張感に包まれていた。両軍ヒットは出るもののどれも散発で、投手戦と言うより貧打戦というほうが当たっていた。メッセンジャーも雰囲気に呑まれ、ボールのゆくえが定まらず、毎回のように四球を出していたが、要所で中日打線の打ち損じに助けられていた。今季267奪三振で、藤浪の229を大きく上回る数字をここまで残しているメッセンジャーだったが、6回までで球数は110球とかなり苦しんでいた。調子的にも気持的にもまったく乗れない状態である。

 「最初カラ、青柳サンデ、エエヤンカ…」

 そんな愚痴を目で訴えるかであった。

 0−0のまま先に動いたのは金本監督であった。7回に8番北條が四球で出るとすぐにメッセンジャーに代打・大和を送った。見え見えのバントと思われたが、すぐに0−2に追い込まれてしまい、2球ボールを見送って若松の5球目を強打。ライナーが3塁左を襲ったがベテラン森野が横っ飛びし、そのままキャッチ。エンドランをかけていたのですでにセカンドに達していた北條は一塁に帰塁できずダブルプレー。

 一番に戻り高山は初球を叩き、ファースゴロでスリーアウト。

 そして0−0のままサイドアンダーの青柳を金本監督は投入するのであった。

 その青柳もじつによく投げ、カミソリスライダーが冴えまくり0−0のまま2イニングを6人4三振で0封。ビシエドもしっかり三振にしとめた。もっと前で使っとけ!と言いたくなるようなホレボレとするピッチングだったが、トラの打線もなかなか眠りから醒めず延長線に突入したのである。

 やはり打線のほうもイマイチ振るわず、結局青柳も変えるときが来たようで、新井を代打に送った。中日もバルデスに代わっており、新井を難なくショートフライにしとめた。そして行き詰まる投手戦(貧打戦)は延長12回を迎えた。

 この回決着が付かなければベイスターズの4位からの優勝という大どんでん返しが現実となってしまうのである。阪神打線も金縛りに遭っていたような信じられない貧打ぶりであった。糸井194安打.357、高山187安打.323、鳥谷175安打.341がこの最終戦開始前の阪神主力の数字であるのに、揃ってノーヒットである。先発の4年目若松(5勝16敗)に散発3安打に抑えられ、9回から繋いで来たベテラン山井、外国人バルデスにも翻弄され、11回裏まで3安打のままというお寒い状況であった。

 そして最終の延長12回表、メッセンジャー~青柳~メンデスとつないで、三たび金本監督は藤浪を起用してしまったのである。

 じつに19勝~15勝~41セーブ~18勝と、見かけだけは物凄く豪華な投手リレーである。まるでオールスター戦であった。

 しかし、ここは景気づけに藤川で行って欲しかった。

「球児は伝家の宝刀やし、藤浪でダメなら行くぞ!」と、ブルペンにアイコンタクトを送っていた、かどうかは知らない。ブルペン以前に、まだ屋内練習場で軽くアップをしている有様で、本人もまさかこんな大試合に今さらロートルの自分がお呼びかかるなんてカスリもしていないのだった。

 事実、球児が登板するまでもなく、藤浪で試合は動いた。そして決した。

 三たびビシエドの満塁ホームランである

 

 

 延長12回裏、やけくそ気味にこれまた2番手キャチャー梅野がレフトにツーランをぶっ放したが最早「はい、それまでよ」であった。

 4−2で中日との優勝のかかった4試合、あれよあれよと4タテを食らわされてしまったのである。2勝19敗とこれまでカモられまくってたド最下位球団相手にである。

 それにしても藤浪、メンデスがまたもの大乱調で四球連発という局面であったとはいえ、同じ相手に3本立て続けの12失点はあまりにも「そらあかんやろう」であった。 そしてあまりのアホな投手起用にトラファンも、試合終了後グランドになだれ込み、怒り心頭でベンチの誰彼かまわずつかみかかるのであった。金本監督もファンに殴られ、球団社長も背広の袖をちぎられ散々な目に遭っていた。また静止する警備員も殴られ、逮捕者も数名出ていた。

 甲子園のグラウンドはこのとおり騒然としていたが、逆に三塁側スタンドではラミレス監督がベイ・ナインや、大洋~横浜時代からの応援団にも胴上げされ、ヤケクソになったトラファンからもラミちゃんは握手されニコニコと愛嬌を振りまいている始末であった。さすがはラミちゃんじつに愛されるキャラクターである。棚ぼたで優勝というのがシブ過ぎる! そしてベイの作った「最低勝率記録をよくぞ下回らなかった!」と自虐的ベイのファンは中日ナインに賛辞を惜しまないのであった。

 

 それにしても阪神タイガースは、ある意味スゴい。

『バンビーノの呪い』のレッドソックス『山羊の呪い』のカブスを凌ぐこれはいったい何の呪いなのだろうか。これまた神ってると言うほか言葉が見当たらない。江夏の呪いか田淵の呪いか掛布の呪いかバースの呪いか、それとも岡田の呪いか?? 少なくとも岡田なら中日の1戦目から青柳を使っていたに違いない。しかしタラレバの話である。時の形勢より選手の格付けで選手を起用するのが阪神の伝統芸であるのだ。

そして阪神が優勝する時はやはりぶっちぎりに限るのであった。

 

 しかし2017年4位に終わった阪神の選手の数字は他球団の選手を圧倒していた。

彼らに匹敵するのは、暮れの記者投票でMVPに選ばれたホームラン45本の筒香と、糸井と首位打者を争ったヤクルト山田ぐらいのものであろうか。広島の選手も軒並み今年はからっきしであった。

 阪神はざっと以下の通りである。

●投手

メッセンジャー19勝3敗(最多勝・沢村賞) 防御率2.09 奪三振269 完投6 完封4

藤浪 18勝10敗 防御率3.06 奪三振230 完投10 完封3

青柳 15勝7敗 防御率1.78(防御率1位) 奪三振184 完投5 完封5

能見 10勝6敗 防御率3.31 奪三振146 完投3 完封1

岩貞      7勝6敗 防御率2.90 奪三振110 完投1 完封1

メンデス 1勝3敗41セーブ 奪三振74

 

●打者

糸井 137試合549打数194安打.353(首位打者) 107得点41二塁打7三塁打19本塁打 打点82 盗塁29

鳥谷 143試合521打数175安打.336 87得点40二塁打6三塁打16本塁打 打点96 盗塁20

高山 139試合587打数187安打.319 110得点42二塁打13三塁打17本塁打 打点77 盗塁16

福留 132試合477打数151安打.317 59得点37二塁打2三塁打24本塁打 打点102 盗塁2

原口 138試合510打数159安打.312 72得点33二塁打2三塁打22本塁打 打点111(打点王、筒香は110) 盗塁2

キャンベル 141試合536打数153安打.285 77得点28二塁打1三塁打29本塁打 打点106 盗塁2

北條 131試合466打数131安打.281 67得点30二塁打4三塁打14本塁打 打点56 盗塁17

規定打席以上は以上。

 

ところでクイズ、5位の広島はいったい何勝しているのでしょうか?

因に広島は交流戦18試合12勝5敗1分けという好内容。

カープファンの皆様、こちらの連立方程式がんばって解いてみてください。(終わり)