菅直人の不信任決議が自民公明から出され、それについて、民主党内からも多数の造反が出て、ひょっとしたらひょっとすると思ったが、造反は結局、松木謙公と、シスター横粂の2名だけ。この腰砕けっぷりには、正直申しまして、所詮民主党は民主党だと思ったものです。鳩山の介入で、菅直人が目処がついたら辞任するとの約束をとりつけ、総理本人も不信任が出るその日に機先を制して、それを発表したまではよかったが、不信任が否決されると、一転居座る構えを見せる厚顔さには、民主党内の議員からも「それはちがうだろう」という不満が噴出し、昨日になって岡田幹事長もしぶしぶながら、早期の首相辞任を示唆する運びとなった。

この一連の流れ、この時期に不信任出すとは何事だと、煽るマスコミもそうだし、解散総選挙になったら政治空白が出来て、震災の被災地被災民への対応が遅れてしまうとか、そういうような声がほうぼうから聞こえてきておりました。果たしてそうなんだろうか。
政治家や議員なんてのは、しょせん誰だって金と人脈さえあれば、誰でもなれる。選挙というのを経ないとだめだけど。だから、彼らが直接、被災民にオペレーションを行う実行部隊ではないのです。だれが、おこなうかは、そのスジのほうぼうの専門家やプロです。政府直属の関係省庁の官僚が実務に当たるってことでしょ。だから、空白が起こるってことはあり得ない。

民主党に限っては、いたずらにバカの一つ覚えみたいに政治主導なんて言ってるから、官僚もお手並み拝見と突き放すってことも起き得る。だとしたら、政治空白を作っている張本人は、菅直人を筆頭とした民主党政権ということになる。阪神を経験している自民党は、そのときの教訓をもとに、震災対応のマニュアルを作っていたと思うが、彼らはそれに従わず、独自にさまざまな震災対応や原発対応の会議を乱立させ、ほうぼうから現場と関係の乏しい学者をそろえ、いろいろアイデアを出させたりしていたという。こんなことやっとっても、結論なんか出ないの分かり切ったことなんだけど、このおっさんらにはそういうのがピンと来ないと見える。だいじなのは、現場の要望と、現場由来の対策へ向けての選択と集中、指揮命令系統の簡素化である。そういうことを一切やってないわけだから、仮設も満足に立てられないし、がれきもかたづかないし、放射能漏れに対する避難指示も致命的に遅れた(例のスピーディのシミュレーションを知ってて無視したアレ)。
震災の対応に関してどこがもっとも政治空白をもたらしたかは、他ならぬ菅民主党政権であるのはやっぱり明らかである。
それであるのに、マスコミの「不信任や解散総選挙、内閣改造を今行うと政治空白が生じて被災民はどうなる!」的な論調は、いったい誰を代表してそんなこと言ってんだと、じつに頭にきますね。

おそろしいですね、日本のマスゴミは、まさにやつらはクズです。
被災民を人質にとり、不幸社会実現を唱え、旧社会党の残党が中枢に陣取る民主党とマスゴミを、日本国民は断じて許してはいけません。