世間の気の弱いおっちゃん、おばちゃん達、韓流ドラマに夢中な中高年のおばちゃん、政治なんぞには無関心なおねえさん達、こういう人達を侮辱する気は毛頭ないのです。しかしこういった羊のような穏やかな人達が、表面的な好き嫌いで、世に起きる様々な事象の根底に潜むものを見誤り、やり過ごしてきたことはたぶん間違いじゃないと思います。
 右翼の街宣車は、さすがに最近は見なくなりましたけど、今どういう活動をしているのかあんまり伝わってもきません。その逆に極左の行動なども一切伝わって来ません。それらはメディアを通じて伝わることはないでしょう。ただし、右翼団体の誰それが小沢やNHKに銃弾入りの封書を送りつけたという出来事ならすぐにメディアは伝える。陰に陽にというか、ウラオモテ山猫というか……。(!?)ほとんどの有識者と言われる人にしても、多くの一般人にしてもウスウス気づいている人は多いのですけど、あんまり首は突っ込みたくはないですわね。だから、そういう意味では、人を騙すにしてはあまりにも出来過ぎてるし、最近は露骨になって来てるようにも見えます。ナメられたもんですね。
 
 そこで、ACの広告で苦情殺到というのが、ネット上では少なからず話題になってんですけど、別にあれはACが特に広告の時間帯枠を大量に押さえているんではなく、企業が今回の激甚災害を受けてCM自粛に及んだため、局がしょうこと無しに「よかったらどうぞ」ということでCMを流しているという事らしいのです。で、伝え聞くところによると、阪神大震災のときに、CMを流そうとした企業に、「こんだけみんな被災しとんじゃ、そんなときにチャラチャラしたCM流しくさって」と、顔にキズの入ったコレもんのおっさんがやってきて、抗議か圧力かけに現れた(威力業務妨害とちゃうんけ?)と、そういうようなこともあったそうです。で、そのときに使われたのも、今現在苦情殺到中のACの広告だったのを殆どの人は覚えてると思います。「善意をああいうふうに奨励してるから何がいけないのよ?」そういう意見はじつにごもっともなのでございます。しかしながら、かつてのテロ朝ニュース・ステーションですっかり馴らされ、久米宏キャスターの「世の中好きか嫌いだよね~♪」で来てしまった人達は、スッカリ表面的な感動や美しさばっかり目を奪われるようになってしまい、本質には気づかないというか、気づけないようにまでマインド・コントロールされてしまっているフシが見受けられるのでございます。
 で、話を前のほうに戻すと、聞こえのいいことを言うヤツが一方でいて、銃弾を送りつけてくる右翼が他方ではおる。この構図・相関関係を、震災の時期のCMで企業に圧力をかけてくる構図にぴったり当てはめて考えると、右と左は陰に陽に巧いこと連動してるな~と感じて来ます。カルト宗教のマインドコントロールでも用いられてそうな手法です。
 もっとわかりやすい端的な例は、日教組粉砕を叫ぶ右翼の街宣カー。あれの構成員は殆ど半島系であると、保守系のネット民なら誰もが知ってます。いかに日本の戦前が最悪だったかを謳うには、いちばん手っ取り早いでしょ。だから先に書いたのと一緒ってのがわかりますね。「戦前」「日の丸」「皇国」と単語が並ぶだけで「あ~嫌い嫌い、怖い怖い」です。それ以前に口にするのもイヤな疎ましいものに感じてしまうようになるんです。これらはテロ朝・チョウニチの功績ですね。誰が糸を引いているか、書くまでもないですわね。ネタは、ユーチューブでも保守系のブログでも至る所転がってます。書店へ行っても腐るほど出てます。しかしながら、この程度の話は、スパイ映画か、漫画でもちょっとカジってたら誰でも想像つくことなのです。それだけ「好き嫌い、怖い優しい」に訴える醜悪メディアに馴されるってことは恐ろしいことでもあります。
 
 だから、保守の役割というのは、そういう善意を騙る悪意を持った勢力からの洗脳を、荒縄をほどいていくように解いていく作業も含まれているということですね。いっときの感情じゃなくって、何が本能的に自然でいちばん良いかが保守派の原点になってます。逆に革命思想の原点は不満と嫉妬といった感情です。感情に訴え心を掴めば、それで成功だからチョロいもんです。後で泣くことになるけど…。
 てなことで、どちらが良いかマシか、一目瞭然です。
 ただ近頃は、保守を隠れ蓑に騙りながら、左へ引っぱる偽装保守も居るので注意しときましょう。