約220kmの旅 10 | 主にセミのブログ

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エンドレス夏休みブログ。
カメラで撮影した画像をひたすらアップします。


Leica M5・Canon 35/2・プロビア100F

レンジファインダー機だと、無理に無限遠に合わせるより絞り込んで手前の被写体にピントを合わせるとかえって締まったイメージになるなぁとか思いつつ、手前のゴミ箱奥の石にピントを合わせてみました。測光ポイントは海の青い部分です。測光方式は中央部重点測光。昔の写真の基本測光方式です。(これ以外の測光方式が採用されるのはもう少し先です。)


最近、ブログであまりにもネタが無さすぎて一行二行で終わり~なんてこともザラな状況なので、今回から主題とはあまり関係のない、カメラや光のお話をしようと思います。

今日のお話は光のお話です。

…………光ってなんでしょう?

光とはであり、粒子である。終わり。

これだけ。これだけで大体のことの説明がついてしまいます。

光の話をする前に、これから話すことで一番重要な言葉と意味を書きます。

「収差」

ざっくり意味を説明すると、撮影者の意図しない「変なボケ」や「ゆがみ」のことです。

 光は波である。ゆえにF値を極端に大きくしてしまうとどうなるか?レンズを通ってきた光を程よく収束させるのが後玉(あとだま、うしろだまと呼びます)、絞り羽根であり、波である光はレンズを通って束ねられた時に絞り羽根の後ろに回りこんでしまうことがあります。これは写真で言う所の小絞りボケ(回折現象)というやつで、画像の鮮明さが失われてしまいます。

川に大きな石があったとします。水が流れてきます。大きな石があると、水は回りこんで渦を作ったりします。それと一緒です。
絞れば絞るほど良いのではなく、適度に絞ってやるとレンズの持つ特性が活きてくるということです。

 光は波である。光は波ですので必ずしも一直線にレンズに入ってくるわけではありません。レンズへの光の入れ方や入り方によって、今度は別の問題が出てきます。レンズの前玉(まえだまと読みます)や中玉は光を取り入れる部分でレンズの構成の中では比較的表面積の大きな部分です。何度も繰り返しますが、光は波ですので、前玉の中心部から入ってくる光と周りから入ってくる光は同じではありません。
ですので、中心部の作る像と周辺部の作る像の大きさは必ずしも一致しないのです。ですので、最終的に結像した時にそれぞれの部分から入ってきた光の結像の大きさの違いから歪みが出ます。これは写真の端の方に出ることが多いのですが、風景を撮影したら写真の端の雲が伸びてたりとか光が尾を引いていたり、一部分だけが極端に膨らんでいたり縮んでいたりした場合の原因は、光の入れ方や入り方あるいはレンズ設計によるコマ収差である。と考えられます。

光は通常、直進します。ですが自然界の光は細かなチリなどの影響で少なからず屈折しています。屈折により様々な波長の色・光が生まれ、波長の違う光を取り込み、適度に光を束ねてフィルムやセンサーに結像させる。これがカメラなのです。