
蒲田の神社で撮影しました。
大阪でクマゼミについて調べている時にも気づいたのですが、どうやらセミには走光性があるみたいです。大阪にいたクマゼミの幼虫は、灯火のすぐ近くにある木に群がり羽化していました。逆に、暗い所にはあまり幼虫はいません。
道ばたに座り、落ち着いてみて見ると、幼虫は灯火に向かって歩き、その近くの木で羽化をするみたいで、灯火の下に座っていると大量の幼虫が私のいる方向に歩いてきました。
逆に、アブラゼミやミンミンゼミは灯火の明かりが無い場所で羽化をして成虫になると灯火に集まるみたいで、上の写真のような異様な光景を見る事が出来ます。
そして朝4:00くらいからミンミンゼミが鳴き始め、それにつられてアブラゼミが鳴き出す。大阪ではクマゼミが同時刻から鳴き始めます。
ミンミンゼミの鳴き声を倍速再生するとクマゼミの鳴き声になり、クマゼミの鳴き声を減速再生するとミンミンゼミの鳴き声になると聞きます。これを実際にやったことはないですが…何か深いつながりがあるように思えます。
習性という部分、鳴き声という部分で良く似るこの2種類。
ミンミンゼミとクマゼミは、種を超えたなんだかよく分からない不思議な似た性質があると思います。
収斂進化という言葉があります。これは大雑把に言うと異なる種の生物が同じ環境で暮らしていると体の構造や進化の仕方が似てくるというものですがミンミンゼミとクマゼミの様なほぼ同じ種でも通用することなのでしょうか?尚、この言葉は異なる種…例えばレッサーパンダとジャイアントパンダやケラとモグラ等の種を飛び越えて性質が似るという意味合いがあるので、この言葉が適当かと言われると微妙です。
セミは深いですね。
*拡大写真