神戸のサポーターズミーティングについて | 蒼い攻め達磨

神戸のサポーターズミーティングについて

先日開催された神戸のサポーターズミーティング。議事録が公開されていた ので読んでみた。やはり結構な時間が三浦アツの去就の質疑応答に割かれている。まぁ、これは仕方ないことだろう。ただ、それ以外の議題でも興味深いところがあるので、時間がある方は一度ご覧になられてはと思う。

 

とりあえず、2つほど抜粋。

 

『☆関西4チーム共同でのマスメディアを使った企画はできないのでしょうか。
★【回答者:叶屋】
関西では正直厳しいですよね。
例えば関東の試合をテレビで見ると、両方のゴール裏に客が入っているのが見受けられました。歴史もあるのでしょうし、行きやすいというのは大きいと思います。そのために関西のチームがすべて、少なくともJ1にいて盛り上がっていかないとプラスの相乗効果は出ないんじゃないかと思います。そのためにもまずは我々がJ1に残ることが先決ですし、そういうことは必要だと思います。FM802さんとかでは4チームを扱うような感じでやってくれていますし、4チームの社長レベルでは頻繁に会合は行っていて、横のつながりは普段からできています。』

 

ガンバにとって他のクラブはスポーツ的にはライバルではあるが、ビジネス的にはパートナーである。(存在しないと試合という興行そのものができない)サポ同士は相容れななくても、トップ同士は繋がっておくべきだろう。その観点からすると社長レベルで頻繁に会合を持つのはいいことだ。特に関西は阪神という怪物がいるだけに、4クラブの結束は欠かせない。ちょっとホッとした。

 

 

『☆U-21のリーグ戦について
★ 【回答者:和田】
私とガンバ大阪の山本(浩靖)部長が先日Jリーグに呼ばれて行きましたが、これを実現するには、各チームの選手層、人数が問題になります。うちはリーグ戦ができるだけの人数がいますが、他のチームを見ると、リーグ戦を戦う人数を揃えるのが難しい状況です。
特にJ2を考えると、通常のリーグ戦に加え、U-21リーグ戦も戦うことになるとずっと試合をやっていることになり、日程的にも難しい状況です。ただ、そういう中でもやりたいと思っているチームはあります。時間はかかっていますが、Jリーグに調整してもらっている段階です。ガンバの山本さんから「Jが決めたらチームはやると思う。協力すると思う。Jが主導権をもって決めてください」とお願いしたことはあります。』

 

ほとんどのクラブが頭を悩ませているのは、契約が絡むトップ昇格後3年目までの若手の育成だろう。目先の結果を残しつつ、若手の育てることは簡単なことではない。サテライトリーグが十分機能しているとは思えず、多くの若手がゲーム経験を積めないままになっている。U21リーグが正解かどうかはわからないが、試行錯誤していくしかない。

 

 

そんなこんな。

しかし他所様のサポミの議事録にガンバの単語が出てくるとドキッとするよなw