ウインカー信号について | 風のストレンジャー

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ウインカーをスイッチすれば、カメラが連動してナビのモニタ画面に映り出したり、メーターパネルでのバーLEDのインジケーターが点滅したりする工作をしていますが、コメントにウインカー連動に関する質問がありましたので、基本的な部分を思い出しながらまとめてみました。

 

星ウインカーの仕組み


ウインカーリレー(ターンシグナルリレー)を自作のICリレーに、そしてウインカーランプをパワーLEDに交換しています。

 

ウインカーリレーは常時パルス(断続)信号を発振しているので、ハンドルのウインカースイッチはその信号を左右それぞれに切り替えることによって、ウインカーランプにパルス信号が伝わって点滅する仕組みになっています。ハザードは左右同時にスイッチしています。

 

 

星ウインカー信号を利用するときの問題点


やっかいなのはパルス信号という点です。
リレーなどを接続してもパルスの断続信号なので、そのままではカメラなどもウインカーの点滅に応じてオンオフを繰り返すことになります。

 

それではまずいので、その断続信号をタイマー回路などでうまく遅延させてやれば、断続しない連続信号にすることができて、そこにリレーを接続すればカメラなどを制御できるようになります。

 

しかし、その方法ではスイッチをオフにしたときに多少の遅延分が発生してしまうので、その分レスポンスが悪くなる気がします。よってこの方法は却下します。

 

星連続するウインカー信号を作る


そこで根本的に回路を見直して、冒頭に書いたようなウインカースイッチでウインカーリレーのパルス信号を切り替えるのではなく、ウインカースイッチにはイグニッション連動など連続信号を流してやって、その先にリレーを設けてウインカーパルス信号を制御すればいいのだと思いつきました。

 

実際はメインとハンドルスイッチからの配線が集まるガソリンタンク下のスペースに、カプラーの間にリレーボックスを設けました。

 

R/BLはイグニッション連動信号、BK/Yはマイナス線。リレーは、941H-2C-12D、ダイオードも適宜挿入しています。

 

うずまき今までのOラインのウインカーリレーの断続信号でなく、R/BLの連続信号をスイッチングさせることがポイントです。

 

これでウインカースイッチ操作によってリレー回路が連続信号によって駆動して、リレー出力は連続信号が吐かれるので、接続した機器の電源が制御できます。

もちろん、ウインカーリレーからのパルス信号も、もう片側のチャンネルでGY、Gに流すのでちゃんとウインカーも点滅します。

 

星応用


さっくり当時のメモを確認しないでこんな感じだったかなっていう概要でした。

 

また、ハザードの時の動作は、先に書いたようにウインカースイッチが左右同時にスイッチされた状態なので、カメラの場合は左右二つのカメラが同時に動作してしまいます。

ひとつの画面でどうモニタリングさせるか工夫が必要になります。

 

自分の場合、ハザード時は、停車中や後車への危険表示のためだと考えて、リアのカメラがモニタされるようにしています。

そのためにはウインカー時とハザード時が区別するさらなる回路の追加が必要になります。