退院してから、1週間が過ぎました。今日、実家から自宅へ帰って来ました。
実家では、上げ膳据え膳でして、すっかり娘モードになりました。
70半ばの両親ですが、手術を受ける事になり、心配を掛けましたが、元気でいてくれて、本当にありがたかったです。



入院生活の続き⬇️
全身麻酔をかけられて、次に気が付いた時には、病室に戻ってきていて、看護師さんから、「鹿嶋さ~ん」と声を掛けられた時でした。

「手術終わったんだ。病室にいるんだ」 
その時点で、何時なのか分からなかったのですが、後から、明細書を確認すると、麻酔の時間が、2時間弱だったので、予定通りに手術を終えていました。

手術を終えた事にホッとしたせいだったのかも?しれませんし、麻酔の影響なのかも?しれないのですが…。

急に、言いようのない不安感に襲われました。私は過去に、パニック障害を患った経験があります。今現在は、薬も飲んでいませんし、病院にも行っていません。

でも、完治したかと言われると、即答は出来ません。閉所恐怖症は、完全に克服した訳でもありません。仲良く付き合えているという感じでしょうか…。


不安感に襲われた私は、麻酔や気管挿管の影響で、声が出にくく、息で、看護師さんに話し掛けました。「安定剤を点滴して欲しい」というような事を言った記憶があります。

手術前から付き添って下さっていた看護師さんが、先生の指示を受けに、ナースステーションへ行こうとすると、近くにいて欲しい私は、「行かないで下さい」とアクションを起こす始末でした。代わりに、他の看護師さんが、ナースステーションへ行って下さり、安定剤の点滴を持ってきて下さいました。

安定剤の点滴を打って、不安感が落ち着いたのが先か?震えが先にきたか?忘れましたが、上半身がガタガマ震えだしました。
麻酔の影響で、震えがくる事もあるようです。

その時に、手術前から付き添って下さっていた看護師さんが、私の両手をご自分の手で、包み込んで下さいました。
人の温もりって、なぜあんなに、安心するんでしょうか?

まもなく、震えも治まりました。


次の日、手術前から手術後までお世話になった看護師さんには、改めてお礼を申し上げました。


コロナの影響で、家族であっても、見舞いに来れず、手術であっても、待機すらしてもらえませんでした。

あまり自覚はなかったけれど、不安や心細さを感じていた私にとって、看護師さんの親身な対応は、本当にありがたかったですし、心強かったです。