明日から仕事が始まります。
毎年、年末年始は自分の振り返りをして、2022年自分がどのように成長したいのか、
もっというと、どのような人間になりたいのかについて深く考えることにしています。
2022年の自分のテーマは「反省と感謝」 とすることにしました。
そんなこと言ってるレベルじゃないでしょ落ち着きすぎということもあると思いますが、
向上心が強く、が~っとやってしまう自分の性格の弱点でもある振り返り力を高めて
習慣化して器をもっと大きく広げていける1年にしたいと思います。
内省ではなく、反省としているのは意味があります。
自分の中での内省は、言語化にも近しいニュアンスの言葉だと思っています。
自分が学んだことを人に伝えられるレベルまで昇華させていく、自分が「どう思っているか」を振り返るというものです。
学んだ!という積極的な思い、考えがあって、それを整えていくという作業に近い。行動を振り返るというイメージかもしれません。
反省は少し受動的なイメージになります。
ただ、何も間違いを正し続けて、悪かったなと思うというようなものではないです。
例え昨日と今日同じような日を過ごしたとしても、自分が後輩投げかけた言葉は本当に適切だったのか、単なる自己満ではないか
自分の思いとして間違ったものがなかったのか、心が揺れてしまったことはなかったのか、など
もっと良くすることはできなかったか、という形で「全てのものを自己責任としてとらえ、思いに至るまで考える習慣」というイメージになります。
私は5年目になり、来年は6年目になります。そこで以下のようなことに気づきました。
「自分に対してアドバイスはあっても叱責されることはほぼなくなる」
「どんどん自分の過ちを気づかなくなる・認めにくくなる」
「自分の話す内容が人に与える影響力が上がっている」
「マネイジメント(誰かに何かを教えること)においても、自分の心境が正しい判断を狂わせる」
これからは、「対お客様/対チーム/対上司」など現在の環境に対して、自分で様々なことを発見していかなくてはならない。
また自分の心境が悪い時というのは、えてして他の人にも被害が出ています。
焦ってしまていると、話をよく聞かなかったり、目線が下がっていると小さい話をしたり
怒りの思いがあるときには、人の失敗を許せなくなったり、余裕がないのです。
思いつくだけでも記載できない程あります。
そういったものを少しでも克服していきたいと思うようになりました。
また2つ目の感謝に関してです。
これは、「逆境を転じる力」「慢心を防ぐ力」「現在の環境を変えていく力」につながると思っています。
「貞観政要」という徳川家康が江戸幕府を作るときにも参考にした、旧時代の名著があります。
世の為政者がなぜ天下を取るまでは名君といわれていたのに、天下を取るとなぜ没落するのかについて書かれている本です。
※貞観という時代の政治の要点というテーマです。中国の唐という時代を作り上げた名君、太宗という人の判断の内容が記されてます。
結局は、「自分の力を過信しすぎる」「部下の話を聞かなくなる」、「謙虚さがなくなり、慢心する」こと、だそうです。
諫める人がいなくなり「感謝=たくさんの支えがあっての自分なんだ」という自覚がなくなり、自分本位な考えに転じてしまうのです。
私は天下をとった気持ちもわかりませんし、今で慢心してたら終わってると思います。
全然まだまだなことは自覚しつつ、初心の思いをものすごく大切にしたいと思うようになりました。
お客様とお取引をさせて頂いていることに対して、自分と同じチームで一緒に働いてくれていることに対して、
チャンスを頂けたことに関して、厳しく𠮟ってくれてことに関して、神様に対してだって、世の中の何でも感謝できることはあります。
さすがに全部が全部することはできないと思いますが、
この2022年は、短い時間から毎朝「反省と感謝」の習慣を作っていきたい。
そういった思いの部分は必ず行動になり、その行動は何かを変えるきっかけになると思います。
人の気持ちにより寄り添えるように、ネガティブを押しとどめるていけることは良いと思っています。
前提これ以外にもたくさん頑張りたいことはありますが、
更なる成長をすることで、成果をさらに上げていきたいと思います。
おわり