今回のブログはYM18は、専務執行役員の山内さん回でお話頂いた習慣の大切さについて述べたいと思います。

 

人間が生まれたときから、唯一平等に与えられているものは「時間」す。

寿命の長い短いはあったとしても、今日1日が24時間であるということはすべての人に平等に与えられているものです。

 

であればこの24時間をどう生きたか、が人間の幸不幸を左右し、成功を決め、この24時間の連続が人生になります。

 

そして基本的にこの24時間という時間から、睡眠時間を除くと16時間ほどが残されておりますが、この時間の使い方も毎日が全然違うことをするわけではなく、基本的には人間の習慣に根差して、ほとんど同じ行動の連続で成り立っていると思います。

 

そのため、その時間の中にどういう連続性を入れ込むのか、どういう習慣を成り立たせることが、自分の目標や理想を達成する為に必要なのかを考える必要があると思うのです。

 

この理想や目標はあくまで理想です。仕事でなくてもいいと思います。家族と良好な関係を築きたいということなら、家族で会話をする。出かけるといった習慣が必要かもしれませんし、海外で働きたいということなら、英語勉強の習慣も必要かもしれません。

 

私自身、学生自体にアーノルドベネットという人が書いた、「自分の時間」という著書の中で、「1日90分は仕事以外の理想や目標を手にするための自己投資の時間を作れ」という本に影響を受け、色々な本を読みました。習慣について(時間論について)色々勉強をしてきたつもりでした。

 

そんな私ですが、この山内さんのセミナーはたくさんの学びがあり、シェアさせて頂きたいと思いこのブログを書くことに致しました。主に下記3点について書きたいと思います。

 

①習慣は振り返りが命

②抽象度の高い習慣を作るなかれ

③非凡な習慣を構築せよ

 

①習慣は振り返りが命

 

まず研修自体は自分の1週間の予定を見て、何に時間を使っているかを明らかにするところから始まります。

研修の中で下記を教えて頂きました。

 

習慣は、振り返りが命(過去半年で一番やったこと)
習慣は、具体的に計測できるものにすべし
習慣は、環境に依存する
習慣は、差別化する

 

自分が何に時間を使っているかを明らかにして、それを振り返る習慣を作るということですね。

 

普段内省というものは自分が行ったことに対して行うものですが、

これは積極的な内省というかもっと良く時間を使うことができなかったか。自分の目標に向けたアクションを習慣化できていたかということについて振り返ることが大切です。

 

かの有名なドラッカーも著書の中で、「新しい習慣を作る前に、自分が何に時間を使っているか明らかにする」ということを述べておられます。

 

彼の場合は、30分単位とかで自分がやったことをメモに取って置き、1週間経ってみて振り返るということですが…

 

この習慣の振り返りを習慣化するがfirst step なのかもしれません。

 

②抽象度の高い習慣を作るなかれ

これもお話の中でかなりしっくりきた内容です。

普段我々は仕事でもかなりたくさんの業務をこなします。

 

例えば英語の勉強するとか、自分の思考をアウトプットするとかそういう抽象度の高いものは、忙しい日々の中で絶対に後回しになってしまう。ということでした。

 

これは確かにそうです。

 

なぜなら、習慣化して達成しようとしているゴールは理想や目標ではありますが、今やらなくても困らないものだからです。

 

時間が過ぎ去った後に、あぁこうしておけばよかったなと悔やむことがあっても、今の時期に困ることはない。そして日々はやらなければやらない業務が多い、なんてことになったらやらないですよね。

 

なので「毎週2人以上の方にお会いして学びを得る、それを今日セットする」など具体的にそして意志力を考えずにやることが大事なんじゃないかと。

 

心理学的には、人は1つの習慣を作るために1か月以上同じことをやり続ける必要があるそうです。そして1か月に身につけられる習慣は1つだと。確かDaiGoさんの本に書いてありました。

 

僕の場合は、家から帰ってきたら、

①まずお風呂など生きていくためにやらなければやらないことを最優先にする

②全てが終わったら、本を持ってソファに座って、1ページだけ読む

 

ということ極めて簡単なことを習慣にすることにしました。

 

グーたらになってしまっている帰宅した後の時間を変えたいと思ったからです。

 

人間は帰ってきてどこに座るかということが習慣形成において、めちゃくちゃ重要らしく(テレビを付けると自然とめちゃくちゃ見ちゃう)ので本を持って座るを決めました。

 

他にもあるのですが、割愛します。

 

③非凡な習慣を構築せよ

山内さんが仰っていて非常に印象的だったのが、競合と比べて非凡な習慣を構築できているか。競合と比べて非凡な習慣を構築できていれば勝つべくして勝てるということです。

 

僕はこの話を聞いて、会社の実力値って、その会社に働いている人の習慣の総合値なんじゃないかと。

 

エジソンのようないわゆる偉人でも「天才とは1%の閃きの99%の努力である」と述べておらるように、

あんな偉人ですら、結局努力というか、何に時間を使っているかという総合力が1%の閃きを生むということを述べておられますよね。

 

藤田社長も何かの著書の中で「自分と同じことを考えている人は世の中に3人ぐらいいる」と仰ってましたが、結局自分がひらめいた!と思っても同じことを考えている人はいる。

なので、それをどう解釈して、どれだけ向き合って育てていくが重要なんだろうなと。

 

ストイックに聞こえるかもしれませんが、

結局習慣化してしまえば、努力しなくてもそれが実行される状態になります。

逆にストイックじゃなくなるかというか。なので僕も非凡な習慣を身につけるべく、引き続き頑張ろうと思います。

 

おわり