最近、質問されたある一言「どん底の自分を変えるためにされたことはなんですか?」
そんな立派なことをしたつもりも人と比べて何かをしたということもありませんでした。
何を意識してたかな、、、当時のことなのでわかりませんが、こんなことだったと思います。
※似たようなブログを書いたことがありましたが、改めて記しておきたいと思います。
※長くなりそうなので分けて書きます。
2年前、特に自分がもうダメだと思ってから、よしやろう!と覚悟を決めても、
現実に思考力や営業力、能力の部分が何倍にもなることはございませんでした。
どん底の経験をすると、結構人は自分自身を振り返ります。
それこそ、就職活動の自己分析に近いことをしてみる。。。
色々と内省を繰り返し、私が気づいた、たった1つの考えがあります。
「人は思ったより考え方・感情に影響を受けている」 という事実です。
もっというと、考え方の癖、傾向性ともいうべきものがあり、それがパフォーマンスに影響を与えていたことを実感したのです。
例えば、スポーツとかで、一度パスミスやトラップミスなどで失点をすると、同じ状況になったときに震えたり、イップスと呼ばれるものがあったり、
逆にゾーンと呼ばれるものがあったり、今日は何をしても調子が良いという日など経験したことがあると思います。
私は、自分の能力を10倍20倍に一度に引き上げることができないなら、「この最高の状況を引き出すためにどういうことができるか」ということに焦点を当てることにしました。
というのも、自分がぶっつぶれたときにやっていたこと、①「超朝型が集中できるということから9時に寝て3時に起きるという生活」②「仕事は常にパンパンな状態で負荷をかけ続ける」③「ストレスは土日に発散する」という感じの状況でした。
一見、巷のビジネス書にも書いてありそうなことですが、自分には全くあっておらず、普通に体調を崩すという結果に。
良き習慣(考え方)にも2種類があり、①「普遍的に良いもの」②「人に応じて良いもの」です。(当たり前ですが)
①の普遍性を伴うものは「人のせいにせずに、当事者意識を持つこと」だったり、「うまくいった時に天狗にならず、そういう時程、謙虚に」のようなものにあたります。
こういうものは、諸先輩方からもたくさん伺いますし、本から学ぶことも多いと思います。
ですが、②について結構考えることがないものです。②に当たる話を先輩から聞いても、それが正解と考えずに、素直に聞いて、これは自分に当てはまるのかというところも取捨選択は必要です。
そこで私は、「自分がより良いパフォーマンスが出せる心理状態や環境について」考えました。
それこそ、
モチベーションは上げることよりも下がらないことを意識するのが大事
→そのために、自分がちょっとネガティブと感じたら、本田圭佑さんやOCEANの高木さんのプロフェッショナルとかを見て自分を鼓舞する。
ストレスはためて発散ではなく、貯めないように普段から息抜きの時間を作る
→自分が実感している以上にストレスはかかっているものだと意識する。オーバーヒートしないようにストレスマネイジメントを行う。
のように、自分がベストな状態を維持するために、どういう状態を作り上げればよいかということを点検し、実行するようにしました。
「ベストな状態発揮するために」を、
「どういう心境が望ましいのか」「どういう状態維持が良いのか」
フィジカル的側面とメンタル的側面にわけて、考えていくわけです。
考え方だと、
自分は少しうまくいったときに調子に乗ってしまう→謙虚さを意識し続けるとか
感情で物事を判断する傾向にある→1回深呼吸をしてから話すとか、
色々考えると色々出てくるとあると思います。
自分は発散しすぎる日を作り続けると戻ってこれなくなるので、
休みの日も自分の趣味の読書で勉強するみたいなこともしていますが、
逆に、土日は発散しないとベストな状態にならない!っていうならそれもありかと。プライベートの予定があるから頑張れる!って人も多いと思いますし、
その場合は、週末面白そうな予定を入れておくってことが仕事のパフォーマンス最大化に重要になります。
もちろん他社との関係性で成り立つため、自分ではできないことに注目ではなく、自分でできる範囲で考えることが大事です。
例えば、こういう人と一緒に働くと嫌だ(感情で判断する人とか)だと、環境に成果が依存してしまいますし、人の心は変えられないので苦しみが増えますし成長はありません。
そうではなく、感情的な人と接するときにどう考えてみるとか、何らかの形で自分主体に落とし込むと良いと思います。
このベストな自分(いい調子の状態)っていうのは、仕事の内容やプライベートの環境でも変わってきそうで、僕も2年目/3年目/4年目と変わってきている印象です。なので都度自分と対峙する。
いつだって戦うべき、向き合うべきは自分自身なのかもしれません。
書いてみて、色々話がずれちゃってますが、
また次回続きを書こうと思います。
おわり