いつもこのブログをご覧いただきありがとうございます。
さて、今回は、医療福祉施設において新しい試みにチャレンジしている、
「三井物産ファシリティーズ株式会社(以下、MBF社)」
についてご紹介させていただきます。
MBF社は、大手商社・三井物産の100%出資のファシリティマネジメント会社で、オフィスビルや工場プラント、マンションなどの管理を中心に、特に優秀なエンジニアによる設備管理に定評のある会社です。
最近では、親会社の三井物産が推進している「大規模太陽光発電事業所(メガソーラー)」の運転保守事業にも進出しています。
MBF社は一方で、ヘルスケア市場(医療福祉関連施設)でも積極的にビジネスを展開していて、
MBF社の取り組み関しましては、以前のこのブログでも「医療機器安全管理支援サービス」について書かせていただきました。
このMBF社が、今度は
「手術部支援サービス」
を始めました。
MBF社が始めた「手術部支援サービス」とは、
・「手術部業務支援ソフトウエア」の導入、運用
・環境整備業務(術間清掃、定期殺菌消毒業務、環境モニタリング、等)
・SPD、物品管理業務(各種材料、器械、衛生消耗品、等)
・補助業務(ガウン介助、器械出し、等)
等々、手術部担当ナースの労働負荷軽減や手術室稼働率向上などを目的としたサービスです。
この「手術部支援サービス」は、病院側のニーズに基づいて構築するオーダーメイドなサービスで、まだスタートしたばかりということもあり、現在は、グループ企業※や協力企業との連携を図りながら、病院側のご要望に可能な限り順次お応えしていくという方針のようです。
※三井物産のグループ企業には、給食サービスの「エームサービス社」などもあります。
病院経営においては、
・医療の質の向上
・患者サービスの向上
・収益性の向上
・経営、運営コストの最適化
など、課題は決して少なくありませんが、病院側とそれを支える企業とが目標を共有化し、各々の専門性を発揮して課題の実現に取り組む必要があります。
これまでの概念にとらわれず、お客様の視点に立った、このような新しい取り組みにチャレンジする、
「三井物産ファシリティーズ株式会社」
からは今後も目を離せません!