●SNSで話題になると順位が上がる時代
ここ数ヶ月で、Googleの検索順位のアルゴリズムが大きく変わったのは、パンダアップデートといわれています。
この聞き慣れない言葉はどうでもいいのですが、アップデートの本質は今までのリンク一辺倒の対策が効かなくなったという点です。
シンボリックで顕著な特徴としては、今までは全く効果がないと言われていたnofollowなSNSからのリンクが好影響をしているという話です。
nofollowというのは、HTMLタグの属性で「リンクとして無視してください」と検索エンジンに主張するものです。
これは、リンクを増やす目的でのブログなどへのスパム投稿を防ぐためのものと考えてもらって間違いではありません。
一昔前に流行ったSEO対策として、人気のあるブログにコメントをして、そのURLに自分のサイトを貼り付けることがあったからです。
この流れで、Facebook,TwitterやYouTubeのリンクもすべてnofollowになっていて「検索エンジンさん無視してね」という話になっていたのです。
実際に今まで検索エンジンであるGoogleがこのnofollowを本当に無視していたどうかは別にして、最近では顕著にSNSからのリンクの効果が認められているのです。
もちろんリンクのさせ方が重要なのですが、わかりやすく表現するとSNSで話題になっていると検索順位に好結果をもたらしています。
ある意味、Facebook,Twitter,YouTubeでの動向を全く無視することがナンセンスな訳である意味当たり前の結果になってきただけです。
ただ、残念ながらSNSは口コミサイトですから、自作自演ではほとんど効果を期待するほどの対策ができません。
つまり、本当に話題になるような価値のあるサイトを作るしか今後のSEOでは上位に上がっていけないということですね。