当教室では生徒の好奇心を刺激できればと、ご家庭で買うにはちょっと高価な、そして誰もが気に入るかどうかは分からない少し癖のあるおもちゃを購入し展示しています。
そしてそれらのおもちゃについて、こうした方がいいかなと思ったら、比較的気軽に改造もしています。
今回はおもちゃ紹介を兼ね、そんな改造を3つ紹介します。
まずはカオスメイカーに取り付け具と宝石シール。
カオスメイカーとは、ベアリングを利用した二重振り子のおもちゃで、振らせると普通の振り子とは異なり不規則な振動・回転をするおもちゃです。
これはもともと自分で三脚や壁に取り付けるようですが、そうしてしまうと場所を取ってしまうので、遊ぶ時だけ取り付けるようにしたいとの考えから、鴨居に取り付けるフックを接着し、机に取り付け・取り外しができるようにしました。
また本来はLEDで光るようですが、電池交換ができず使い切りタイプで、しかも古い商品なので既に電池が切れて光りませんでした。そこで100均で買った宝石っぽいデコレーションシールを貼り、見た目も可愛く仕上げてみました。
結果↓のようになりました、いかがでしょうか。
続いて、テンセグリティを透明に。
以前、レゴブロックのようなテンセグリティおもちゃを置いていたのですが、強度が弱く傾いてきており、あまり不思議感がなくなってきていました。
そこで新たに丈夫な、上に物が置けるようなテンセグリティのおもちゃ(テーブル?)を購入しました。
しかしこれは下画像のように、中央に半透明とはいえ結構太めな輪ゴムを使って吊り下げており、安定感があるものの不思議感は少し足りていないと感じました。
そこで、上画像で中央のフックがついている所に小さな穴をあけ、そこに極細の釣り糸を通し固定することで、一瞬中央に何もないように見えるよう改造しました。
長さもうまく調整でき、周囲の鎖が少したるむくらいになり、ゆらゆらと揺れながら浮いている感じが表現できるようになりました。
3つ目はロボットハンドの一部切断です。
手に装着し、指に掛けたリングを引けば水圧を利用してロボットハンドの指が曲がるというおもちゃです。
多くの生徒に人気があり、遊んでもらっていたのですが、当てはまる手のサイズが大きく、一番遊びたそうな小さな子が使いにくそうにしていたのが気になっていました。
(下の画像の通り、大人の手でちょうどよく、小さい手だと指が届かないこともありました)
ということで、(安定のためではあるのでしょうが)手のひらに当たる三角に出っ張った部分をノコギリで切り落とし、さらになぜかそのパーツは上下さかさまにしても問題なく取り付けられたのでさかさまにしました。
結果、小さい手でもなんとか指が届くようにできたかと思います。
いかがでしょうか。このような改造も、ご家庭だとせっかく買ったものを壊してしまっては大変と、なかなかできないかもしれません。
塾であれば、壊しても塾の責任となるため、まあ良いかなと思っています。
(実際、壊すまではいきませんが、改造のためにと買ったパーツがいざ試すと全く使えず、そのままゴミ箱行きとなるパターンもしょっちゅうです)
私がこういうのを好きだというのもあり、これからも色々と改造して(失敗もして)いこうかと思います。
何かアイデアございましたら是非お知らせ下さい。
【注】
癖のある(くせのある):扱いにくいような独特の性質があるさま。
鴨居(かもい):障子や襖など、引き戸の上枠で、溝が彫られた部材のこと。
たるむ:ぴんと張っていたものがゆるむ。
しょっちゅう:物事が短い間隔または高頻度で繰り返し起こるさま。
★個別学習のセルモ 川崎菅馬場教室★
塾長 雪平聖道
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