さて、神奈川県では公立高校入試が終わりました。

ほとんどの生徒にとって、これで「入試」が終了となります。

 

では、これから高校入学までの約1か月半、何をするのが良いでしょうか。

もちろんこれまで受験勉強でできなかった「遊び」をするのも重要かとは思いますが、1か月半完全に勉強から離れるというのはもったいないところかと思います。

 

ということで、ここからの1か月半なにをするのが良いか、高校に備えたおススメ勉強を、優先度順に書いていこうと思います。

 

まず1つ目は英語、それも中学英文法の復習単語覚えです。

実は英語の文法は、中学の段階で高校以降にも使うものがほとんど出揃ってしまっています。

ですので、中学で出てきた英文法で、忘れているものがあれば復習して覚えなおすことで、高校の英語がぐっと楽になります。

 

また単語数は高校に入って跳ね上がりますし、単語覚えはあまり長期間休むと覚える能力自体が落ちてしまいます。

覚える能力を落とさないという意味でも、単語覚えは続けておくと良いでしょう。

 

次に重要なのは数学。特に文字式の計算グラフ書きをやっておくと良いでしょう。

高校数学は中学に比べ、文字式の計算が複雑になり、またグラフを使って考えることが増えていきます。

よってこれらがスムーズにできるようになっておくと、余計なことに気を取られず高校の学習内容に集中できます。

具体的には高1の最初にある「展開」「因数分解」「平方完成」「2次関数のグラフを書く」あたりまでやっておけると良いでしょう。

 

最後に余裕があれば、物理公式の使い方化学式の作成モル計算をおススメします。

高校範囲の中で、物理と化学は中学とだいぶ考え方が変わるように思っています。

物理では公式の使い方、化学では化学式の作成となんといってもモル計算の感覚がキーポイントです。

ここで引っかかるとその後の物理化学の学習に影響が出てしまうので、早めに抑えておきたいところです。

(ただこれは独学ではかなり難しいように思います。誰かに教わることができる場合だけにした方が良いでしょう)

 

当教室では希望者に対し、これらを伝え練習してもらうための高校準備講座を開催しています。

大事なところをしっかり抑え、高校の勉強を楽にしてもらえたらと思います。

(一応外部生でも受講可能ですが、当教室には正式な高校部がないため、1か月半だけとなってしまいます。万が一ご希望ございましたらお問い合わせください)

 

【注】

出揃う(でそろう):残らず、全部がその場に出てくる。

モル:物質量の 単位。1 モルには、厳密に 6.02214076×1023 の要素粒子が含まれる。

独学(どくがく):先生につかず、ひとりで勉強すること。

抑える(おさえる):大切なところをしっかり理解する。把握する。

 

 

 

★個別学習のセルモ 川崎菅馬場教室★

塾長 雪平聖道

〒214-0004 神奈川県川崎市多摩区菅馬場3-1-7 サクセスビル1-B

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