当教室では、年4回の定期テスト結果(英数国理社の5科目)と、年2回の通知表を持ってきてもらい、確認するようにしています。

生徒にとってこれらを見せるのは嫌なものなのでしょう。なかなか持ってこない生徒も多く、教室掲示で案内し、帰り際に生徒に声掛けし、保護者の方にもお伝えして、それでも何度も伝えて1か月以上後になってようやく持ってくる、というパターンも多いです。

 

しかし、これらの結果は、今後の学習方針を決める上で極めて重要な資料となりますので、結果が悪くても、むしろ結果が悪い時こそぜひ持ってくるようにしてください。

 

そしてもう一つ大事な考えとして、これらの結果は生徒以上に教師側の通知表でもある、ということです。

前回のブログでも書きましたが、やるべきこと、こちらから指示したことをやっているのであれば、その結果の責任は指導者側にあります。

堂々と「言われた通りやったのになんでこんなに低いのだ」とこちらを追及してもらえれば良いのです。

 

たとえ指示したことをやってなかったとしても、責任こそ生徒側にあるかもしれませんが、こちらとしても「どうやったら指示したことをやってもらえるか」や「別の手段で学力を上げることはできないか」など、改善のために考えることはいくらでもあります。

 

今後の改善のために、生徒に反省を促さねばならないことも多く、注意する場面もありますが、それはあくまで今後のための改善提案であり、生徒を非難しているわけではありません

気に病むことなく、前向きに考えていただけたらと思います。

 

【注】

案内する(あんないする):事情やようすなどを知らせること。

帰り際(かえりぎわ):帰ろうとする時。

○○こそ:ある物や事を他から区別し、これを言うのだと取り立てて挙げるのに使う。

促す(うながす):催促する。そうするように勧める。

非難する(ひなんする):人の欠点や過失などを取り上げて責めること。

気に病む(きにやむ):悩む。 心配する。 ひとつのことに心が囚われて、繰り返しそのことばかりを考える。

 

 

 

★個別学習のセルモ 川崎菅馬場教室★

塾長 雪平聖道

〒214-0004 神奈川県川崎市多摩区菅馬場3-1-7 サクセスビル1-B

Email: selmo_sugebanba@ksj.biglobe.ne.jp

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