みなさん、こんばんは。TAKAです。

 

TAKAの現住所が学区である山王中学校では、明日(9/21)にこの地区では最初に今年度の合唱コンクールが行われます。山王中学校では毎年この地区では最初に合唱コンクールが行われるわけですが、他校に比べて開催時期がめっちゃ早いので、練習量が足りなくないかなあ…と不安になります。とは言え、そこは二学期最初のクラス対抗行事です。他のクラスに負けないように、心を合わせて頑張ってください。

 

他の中学校の合唱コンクールまではまだ時間がありますので、是非参考にしていただきたいと思い、以下お伝えいたします。*TAKAは大学時代から数えても合唱歴30年以上のベテランです。一声聞けば演奏の善し悪しはわかります。コロナ禍を経て中学生の皆さんの合唱コンクールを聴く機会は失われてしまいましたが、できる限りのアドバイスができればと思っています。

 

「合唱コンクール当日の喉の調子を良くするための秘訣、それは、本番の前日、特に夜に「お喋りし過ぎない」ことです。喋り過ぎてしまって喉が疲れてしまっては今までの練習が無駄になりかねません。

 

仲の良い友人たちとついつい長話…ってありがちだと思いますが、堪えてください。

 

もちろん当日演奏前もお喋りは控えましょう。言うまでもありませんが、前日はしっかりと睡眠を採ってくださいね。

 

何度も通し練習を繰り返すことは重要です。繰り返し練習することで自分のパートのみならず、他パートとの音の関係やタイミングなどを確認できますね。そして「勝つための秘訣」をお伝えします。

 

それは「男声・女声のバランスを意識する」ことです。正しい音程で歌うことは当然です。普通に考えれば、クラスの男女比は「1対1」だと思います。

しかしながら、中学校の合唱コンクールで行われる「混声3部合唱」では、女声がソプラノとアルトに分かれますが、男声は1パートです。つまり、パート比はソプラノ・アルト・男声が1対1対2となり、何も考えずに演奏すれば、通常会場に聞こえるべき、メロディーを歌う(ことが多い)ソプラノが男声にかき消されることになります。

 

従いまして、「良い演奏」 = 「男声が上手なクラス」となるのは当然です。音量的なバランスが取れているのは当たり前であり、さらに時折訪れるメロディーを芸術的に=上手に歌えることが必要となるのです。

 

日々の練習では、指揮者・伴奏者・パートリーダーたちが協同して、互いに指摘し合って(ダメ出しをし過ぎることなく、でもより良い演奏を目指してアイディアを出し合って)くださいね…。皆さんが良い意味で切磋琢磨して、他クラスよりもコミュニケーションを上げて、当日万全の体調で、素晴らしい演奏ができることを祈っています。