皆さん、こんにちは。個別学習のセルモ 尾頭橋教室です。

中学生の皆さん、期末テストが迫ってきていますね。学校で習ったことは理解できていますか。「わからないところをわからないままにしないように」してくださいね。「わからないことが多い!」とお嘆きのあなた、何かお手伝いできることがあると思いますので、お気軽に当教室にお問合せ下さい。

 

さて、塾長は10月終わりから11月半ばに開催された、当教室の近隣中学校5校の合唱コンクールを全て最初から最後まで聴くことができました。3校が同日開催となった昨年は本当に辛い思いをしました。塾生の演奏を聴くことができなかったこともありましたし、移動が大変でした。できることなら、近隣中学校5校の合唱コンクールが毎年違う日になるといいなあと思っています。

 

音楽に限らず、スポーツの試合でも、演劇でも "live" というのは格別です。たとえ中継があったとしても、その場にいないと味わうことができない「何か」を感じることができると思うのです。だからこそ、私は毎年合唱コンクールを聴きに出掛けるのです。

 

合唱歴30有余年の私です。音を聴けば良し悪しはわかります。各学年の演奏が終わると「どのクラスが最優秀かなあ…」と予想をするのですが、「えーっ、どうしてあのクラスが最優秀じゃないの!」とか、「なんで、あそこが最優秀やねん!」と思う審査結果に出くわすことが多くあります。

 

学年毎にどの中学校でも演奏される曲は似通っています。歌いたいと思った曲を演奏できるクラスがあれば、そうでないクラスもあるでしょう。素晴らしい演奏があれば、残念に感じられる演奏もあります。「もう少し○○すれば、もっと良くなるのに…」と感じることが多々あります。

 

そこで、まずは生徒の皆さんにお願いがあります。自分たちが歌う楽曲について研究し、どのように演奏するのが良いか、よく考えていただきたいと思います。歌詞の内容はもちろん、メロディーはどのパートが歌っているか、どのように曲が進んでいくのか、などなど。そしてもっともっと正確に音程・リズムを固めてください。特に男子諸君、音が高かったり、人数が多かったり、大変でしょうが頑張ってください。合唱コンクールの出来は男子諸君次第というケースがほとんどですから。

 

そして先生方(特に音楽の先生)にもお願いがあります。毎年十分なご指導をしていただいているとは存じますが、より良い演奏ができるように、生徒たちにより具体的な助言をしてあげて欲しいのです。「f (フォルテ)」は「大きく」ですが、どの場面でもただ大声を張り上げれば良いというわけではありません。曲の流れの中でどうすれば良いか、何よりも男女のバランスを良くして、客席にメロディーが聞こえるようにご指導をお願いいたします。

 

次回はより楽しめる合唱コンクールを聴くことができると良いなとの思いから、言いたいことを言わせていただきました。

 

それでは、皆さん、ごきげんよう。