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この記事からの続き

2018年5月
円錐切除手術の病理診断結果を聞きに行きました。

手術から2週間が経過していました。

手術が終わってから、癌細胞が取り切れている、という結果でありますように、とずっと祈ってきました。
いよいよだと思うと、緊張して、当日は病院になかなか行けませんでした。


診察室に通されると、デスク上に結果の紙が置いてありました。

目を通すと、
「がん細胞は発見されない」と書かれていました。

え?がん細胞がない?どういうこと?
と頭が?マークに。

看護師に診察台へ上がるよう言われ、診察台で待機してると、Y医師が来ました。


Y医師「検査結果出たよ」

私「見ました。がんが見つからなかったって。こんなことってあるんですか?」

Y医師「よくある。その逆もある。異形成だと診断されてた人が、手術したら癌になってたことも。」

診察台から降りて、診察室へ。

これが結果ね。6分割して調べたんだよ、
と病理診断書を見せられました。

6分割しましたという文字と、生体を6分割した図が書かれていました。

素人ながら、6分割しかしないの?と思いました。

これまで、病気のことを自分で調べてきて、病理診断のやり方も調べていたので、
その知識だと、もっと分割していたはずなのに、と思いました。

その日は、Y医師はちょっと機嫌が悪い感じに見て取れて、無言でPCに入力しています。

なんとなく、分割について聞ける雰囲気じゃありませんでした。


診断書の下には、診断を行った検査会社の病理医の名前が書かれていました。
でも、名前が一人だけだったので、そこも疑問に思いました。

なぜなら、B病院の病理診断の結果の紙には、いつも2人の病理医の名前が記載されてあったから。

今回は、円錐切除と大きく切除して、この病理診断結果が今後どうするかの重要な診断なのに、
一人の病理医の診断だけなの?
一人だけで本当に信用できるの?
と不安に思ったし、

手術当日、Y医師は、
「生体は、何人もの医師が見るから。検査会社も、一社だけじゃなく、2社に出すようにしてるから。」
と言っていたので、
それもあって、1つの病理診断書しかないことも、?でした。

「病理診断は、この医師しか見てないということですか?」
と聞くと、

「は?病理診断のこと?そうだよ。病理診断は、普通一人の医師しか見ないよ。まぁちょっとおかしい病院は、2人で見るとこもあるかもしれないけど。大半は、一人が普通だから。」

と、かなりぶっきらぼうに、投げやりな感じで言われました。

「一人だけの診断なら、信用していいのか、不安になりますね」
と言うと、

「そうだよ、信用できないんだよ!誰も信用しちゃだめなんだ。だから、自分は誰も信用していない!」
と。

この医師は何を言ってるんだろう?
信用できない病理診断って何なの?と意味がわからず。

「B病院のプレパラートは見てもらってるんでしょうか?」
と聞くと、
「これから取り寄せる。」
と。

あ然としました。
初診時、「プレパラートは必要であれば、お送りします」と書かれた紹介状を出しており、
私も口頭でそのことは伝えました。
Y医師は、「型が違えば取り寄せる」と言っていました。

この型というのが、なんなのかはわかりませんが、
今回、Y医師のところでは、手術前の組織診では癌は出ていないので、当然、手術前に取り寄せていると思っていたので。

一気に不信感に。

「あなたが、来週来るまでに、プレパラートを取り寄せて、自分は自分の仕事をしておきますから。
でも、癌が出てなくて良かったじゃない。」
と言われ、

「癌が出ないことなんて考えてなかったので、びっくりです」

と伝え、診察終了。

放心状態でした。

癌だと言われて、手術をしたのに、癌が見つからないってどういうこと??
B病院の診断は誤診だったってこと??
てゆーか、なんでプレパラート取り寄せてないの??
しかも、一人の病理医の診断だけでいいって、こないだの話と違うし。
何なの、あの医者。

嬉しい気持ちはなく、とにかく不信感だらけで帰宅しました。

親にも伝えましたが、親は、進行しているという診断だったらどうしよう、と思っていたらしく、
安心した、と言ってました。

私は、とにかく、癌じゃなかったんなら、腺癌だからと言われて、あんなに深く切除したのに、
大事な部分も切除されて、良かったなんて全然思えない!!
という悲しい気持ちでいっぱいでした。