電通がSEM専業会社を合弁で設立？！

日本広告市場でトップシェアを誇る電通が米国ネット会社とSEM専業の新会社を立ち上げるようだ。

電通は9月8日、米24/7 Real Mediaとの合弁により、検索エンジンマーケティング（SEM）事業を専業とする

「株式会社24-7 Search（トゥエンティフォーセブンサーチ）」を設立、10月1日より営業を開始する と発表した。

CNET　Japanによると、

新会社24-7 Searchは、資本金が4億円で、出資比率は24/7Real Mediaが51％、電通が49％となる。

現在24/7 Real Mediaでアジア事業プレジデントを務めるジョン・ジェウ氏が代表取締役に就任し、

約10名の従業員でスタートする予定

なのだとか。

設立の相方である24/7　Searchは世界12カ国でSEM事業、アドネットワーク事業、アドサーバ事業を展開している総合ネット広告会社。

同社のSEM最適化システム「Decide DNA」は複数の検索連動型広告の掲載順位や入札状況を一元管理できるほか、効果指標に影響する要因を分析し、その結果に基づいて広告原稿を変更するといったようなルール設定もできたりする。

また、広告主サイトのコンテンツ情報を取り込み、検索キーワードや広告原稿に転用することも可能。

・・・やはり欧米のネット企業は進んでいるなあ。としみじみ思う。

電通は、「現在われわれが取り扱うすべてのSEM関連業務を、Decide DNAを持つ24-7Searchに集約する。

今後は従来の広告主以外や他の広告会社にもサービスを提供し、SEM市場における競争力の強化を図る」　としているが、

よーーーーっく考えると、それってSEMのレップって感じになるのだろうか？

電通にはCCIってレップがあって、一応SEMもやってるはずなんだが・・・CCIはSEM事業から撤退するのだろうか。

電通からの仕事が振られなくなるとちょっとツライ気もするのだけれど↓

でっかいニュースの裏側で、なんとなく心配になってるseligkeitでした。

CNET　Japan 【電通、米ネット広告会社と合弁会社を設立--検索連動型広告を自動化】

“Seligkeit”