SELIのあかし -2ページ目

SELIのあかし

3人で あしたも あさっても 笑顔で生きていこう

自分で望んだことなのに

どうして私は深淵を覗いてしまったんだろう


私は

自分が最初に欲しがったものを手に入れたくて

だからそうした

自分の意思でそうした筈だよ


私が身を屈めて覗き込んだ深淵は

深く深く、果てしない闇だった

でも飲み込もうとした、してる、

でも喉元で止まってる

飲み下せ

飲み下せ

違う、吐き出さなければいけないのか?

わからない

わからない


私は自分のカテゴリーをよくよく見直せ

よく考えて

足りない、足りないんだよ、もっと頭を使え

そのネジが何本も吹っ飛んだ頭を

それでも正確に、間違いなく、働かせろ


自分が持ってるものを全て手放す覚悟はあるのか

どっちが重い?どっちが

違う、そんなつもりじゃなかった

違わない、そういう事なんだよ


それとも自分が大嫌いな賭けをしてみる?

私が見たいのは知りたいのはそれじゃないの

もっと深くて苦くて渋くて、だけど愛おしくて仕方のないものを

一つくらい持ってるでしょう キミだって

いつものスローペースで始まる会話は

いつだってぎこちなくて



大きな声は嫌いなの

討論がしたいわけでも、アドバイスが欲しいわけでもないの

だってあなたの色があまりにも薄いから

ページをどれだけめくっても

グレー、グレー、グレー

まるで半分しか魂が入ってないみたい

もう半分には何を詰め込んでるの?

見たい、見たい、見たい

空虚で軽くて揮発性の高いなにか

本当に?

カメラロールを見返すと

自分と子供のツーショットなんてほぼなかった

私はいつでも撮る役ばかりで

パパと息子の2人ばかり


私ってなんだっただろう

産んだ人、くらいな感じになっちゃったのかな

息子は私の物を何でも欲しがる

そして私は何だって息子に与える

私はお母さんの色んな物がほしかった

くれなかった

私は与えるの、私をたくさん息子に残すの

私に命を授けてくれてありがとう

私から分離したこの命が、もう

しっかり意思を持って自分の行きたい方向を決めてる

ありがとう

ありがとう

できればこの子が大きくなるまで生を見守りたい

神頼みするのは、いつだって

土壇場まで追い込まれてから