今日は「提案力」とは何ぞやというお話です。
エントリーシートの添削をしていると、私は「提案力があります!」という学生を見かけます。
あらゆるモノに提案が紐付いてくる昨今、提案力という言葉はもはやバズワードでしょう。
社会人の我々も然りですが、自分が行っている提案がどの種になり、どの種に今後進んでいくのかを意識すべきだと思います。
それでは、いくつかの軸で、提案にはどんな種別があるのか、整理していきます。
・1つ目の軸 対象
誰に対しての提案なのかによって、アプローチの仕方が変わってきます。大きく分けると「対人」なのか、「対社会」なのか。対1か、対nかとも表せるかと思います。いわゆる会議室で、提案書を片手に言葉で相手を納得させるのが「対人」。マスメディアやSNSを使って、人々の生活を変えたりするのが「対社会」となります。
・2つめの軸 内容(創造性)
提案の内容も要件定義型と要求創造型の2つに分かれます。要件定義型とは、お客様が要求をすでに持っていて、それに答える手段を提案してくものです。フワッとした要求を具体的な手段に落とし込んでいく作業なので、クリエイティビティよりも、コミュニケーションスキルのの方が求められます。一方、要求創造型とはシーズとも言われますが、要求となり得る新しい価値観を創り出し、提案することです。こちらはクリエイティビティが重要視されます。
・3つ目の軸 媒体
HOWとなる媒体にも、好みが出てきます。これは大別できるものではありませんが、言葉かモノかは大きな軸かと思います。言葉巧みに人の情に訴えるタイプなのか、ドキュメンテーションや制作物にて人を動かすのか。得手不得手があります。
大きく分けると3つの軸をあげましたが、この他にも多くの軸があるかと思います。
自分が行ってきた提案がどれで、どう得意なのか、深堀れなければ、提案力をアピールすることはできません。
ここまで読んでいただければ、エントリーシートで「私は提案力が強みです」ということが如何に抽象的か分かると思います。これは提案力に限った話ではありません。
自分が今エントリーシートで語ってる強みを是非もう一度振り返ってみて下さい。