前回、「夢を描き、実現していくうえで、イメージする力はかなり重要なんじゃないか」というお話をしました。

 

そして今、私自身が、

イメージする力を徹底的に鍛えたい

と思っています。

 

では、どうやったら鍛えられるのか。

今日は、私自身が実践していること、最近実践し始めたことも含めて、5つお話しします。

 

 

そもそも「イメージする」って、映像を見ること…だけ?

まず最初に、ここを整理しておきたいんです。

 

「イメージしてください」と言われると、

目を閉じたときに、
映画みたいに鮮明な映像が見える状態がゴール、成功

と思いませんか?

 

うん、確かにそれは必要。

でも、イメージって映像だけで完成、じゃない。

もっとリアリティを加えることができるはずなんです。

 

 

たとえば、

レモンを想像してみてください。

 

 

黄色くて、
表面が少しボコボコしていて、

包丁で切ると、
果汁がじゅわっと出てきて、

それを口に入れる。

 

……ちょっと唾液が出てきませんか?

 

これ、面白いですよね。

本物のレモンは目の前にないのに、
想像しただけで身体が反応する。

 

つまり私たちは、

映像だけではなく、

音、
匂い、
味、
触覚、
身体感覚、

いろんなものを使って、
頭の中に体験を作ることができます。

 

だからイメージ力を鍛えるというのは、

「頭の中に鮮明な映像を出す訓練」だけではない。

 

むしろ、

まだここにないものを、五感や身体を使ってリアルに感じる力を育てる。

私は、そんなふうに捉えています。

1.まず「現実」を細かく見る

一つ目。

これは意外かもしれません。

イメージ力を高めたいなら、

まず、現実を見る力を高める。

 

たとえば、今、目の前にあるコーヒーカップ。

「白いカップ」

で終わらせない。

 

どんな白?

光はどこに反射している?

影はどこに落ちている?

持ったとき、どんな重さ?

表面はツルツル?

温度は?

 

こうやって、
一つのものを細かく観察してみる。

なぜこれをやるかというと、

未来を鮮明に描くためには、

そもそも自分の中に、
たくさんの「材料」が必要だからです。

 

海をちゃんと見たことがない人が、
海を細部まで想像するのは難しい。

人の表情を見ていない人が、
未来の自分の表情を細かく描くのも難しい。

 

だから、

想像力の前に、観察力。

 

もっと言えば、

今、目の前の現実をマインドフルに目いっぱい生きること。

 

それも、日常のルーティーンに甘んじず、

新しい体験や挑戦を重ね、様々な感情を知り、人と出会い、土地を訪ねる。

それが未来を作る「材料」を増やし続けることに繋がります。

 

ただ、何でもかんでも、「つぶさに観察しなければ」とアンテナを張り続けていたら疲れますw

「あ、これ良いな」「好きかも」という対象に絞って徹底的に観察する。

それも、新しい体験をし続けるから、そんな対象と出会う機会や数も多い!!

 

これであれば、楽しみながら、観察眼を高めることができると思います。

2.五感を一つずつ足していく

二つ目。

未来をイメージするとき、

いきなり全部をリアルにしようとしない。

 

まず、

「何が見える?」

そこに、

「何が聞こえる?」

を加える。

 

さらに、

「どんな匂いがする?」

「肌には何を感じる?」

「身体はどんな感じ?」

と、一つずつ足していきます。

 

 

たとえば、

「いつか海の近くで仕事をしている自分」

を想像するとします。

 

青い海が見える。

ここで終わらない。

波の音がする。

少し湿った風が肌に触れる。

裸足の足の裏に床の感触がある。

パソコンの横には冷たい飲み物が置いてある。

仕事を終えて画面を閉じたとき、

ふーっと息を吐く。

肩が下がる。

 

ここまで来ると、

「海の近くで暮らしたい」という言葉が、

だんだん、

自分の中の体験

になっていきます。

3.自分を「外から」ではなく「内側から」見る

三つ目。

これも私が大事にしたいことです。

 

夢をイメージするとき、

その夢を実現した自分を、
映画の主人公みたいに外から眺めることがあります。

 

たくさんの人に囲まれている私。

ステージで講演している私。

素敵な家にいる私。

 

でも私はもう一つ、

その人の身体の中に入ってみる

という練習をしたい。

 

未来の自分の目から、世界を見る。

そのとき、
自分の顔は見えません。

代わりに、

何が見えている?

どんな呼吸をしている?

胸のあたりはどんな感じ?

お腹は?

足の裏は?

人と話すとき、
声はどんなふうに出ている?

 

つまり、

未来の自分を「見る」のではなく、

未来の自分に「なる」。

 

これは、私が今すごく興味を持っている練習です。

4.最高の瞬間だけではなく「普通の火曜日」も描く

四つ目。

これは前回も少しお話ししました。

 

夢が叶った瞬間だけではなく、

夢が叶っている世界の、普通の日を描く。

 

たとえば、

「自分の好きな仕事で十分な収入を得ている」

という未来なら、

売上が過去最高になった日ではなく、

何でもない火曜日を想像する。

 

何時に起きる?

午前中は何をしている?

誰からメールが来る?

お昼は何を食べる?

午後、ちょっと疲れたときはどうする?

子どもが帰ってきたら?

夜は何時まで仕事をする?

 

ここまで考えると、

面白いことが起きます。

「私、本当にこの生活したいかな?」

ということまで分かってくるんです。

 

夢って、
遠くから見るとキラキラしています。

でも解像度を上げると、

「あ、これは違う」

も出てくる。

 

だからイメージする力って、

夢を叶えるためだけじゃなくて、

自分が本当に望んでいるものを見極める力

でもあるんじゃないかと思います。

5.最後は、今日の行動に戻ってくる

そして五つ目。

ここが一番重要かもしれません。

 

未来をたっぷりイメージしたら、

最後に必ず、

「じゃあ、今日何をする?」

に戻ってくる。

 

未来の自分は、
英語で自由に仕事をしている。

だったら今日、
英語を10分話してみる。

 

未来の自分は、
身体が軽くてエネルギーに満ちている。

だったら今日、
15分早く寝る。

 

未来の自分は、
自分の事業を持っている。

だったら今日、
ずっと後回しにしていた一通のメールを送る。

 

大きなことでなくていい。

むしろ、

今日できるほどに小さく具体的なことまで落とす。

そうすると、

イメージと現実の間に、
一本の道ができます。

 

 

私はこれが、

「夢を見る」と
「夢を実現する」の違いなんじゃないかと思っています。

「理想の未来の普通の朝」を想像するワーク

なので、私自身もしばらく、

イメージ力を鍛えることを
意識的にやってみようと思います。

 

よく見る。

よく感じる。

五感を使う。

未来の自分の身体に入ってみる。

普通の一日まで描く。

そして、

今日の小さな行動に落とす。

 

これを続けたら、

数か月後、
自分の未来の見え方は変わるのか。

そして実際に、
選択や行動も変わっていくのか。

長い目線で、身をもって実験していきます。

 

最後に、
皆さんにも一つだけ。

 

今日寝る前に、

「理想の未来の、普通の朝」

を30秒だけ想像してみてください。

 

夢が叶った瞬間じゃなくていい。

何でもない朝です。

 

目を開けたら、何が見える?

誰がいる?

どんな音がする?

身体はどんな感じ?

そして、

その朝を迎えているあなたは、

今日のあなたと何が少し違いますか?

 

その違いの中に、

明日からできることが、
一つ隠れているかもしれません。

 

 

イメージ力を紐解く3部作について、

第1話を読まれていない方はこちらもご覧くださいね!

 

 

 

 

    

身体と意識をつなぐコーチ、ヨガ・瞑想講師のMAYUです。

 

新聞記者やIT企業会社員だった過去も。

記者だったから、文章を書くのが好きで、人のお話をお聞きするコーチに繋がりました。

 

IT企業にいたから、心と身体のウェルネスをテーマにしたサービスを自主開発するに至っています。

 

その間ずっとヨガを続けていて、体を動かすこと、体と対話することが生きがいです。

 

さらに英語に苦手意識があったから、ヨガを通して英語を学び、英語でもヨガを伝えています。全てがご縁と循環ですね。

 

LINEでは日々の気づきを発信中です。

ぜひ気軽にフォローください!