みなさん、こんばんは!

 

ネルソン・マンデラ。この名前を聞くと、あなたは何を思い浮かべますか?

自由、希望、そして不屈の精神。

彼の生涯は、多くの人々にとってインスピレーションの源となっています。

人はだれしも生まれたときから「不屈の精神」を持っているわけではありません。

今回はそんなマンデラがどのようにして「不屈の精神」を手に入れたのかを見てみましょう!

 

【生涯】

マンデラの幼少期は決して裕福ではなく、彼の家族は地元の伝統に根ざした生活を送っていました。しかし、マンデラは置かれた環境に嘆くことなく自分の信じた道を進み続けました。

 

彼の住んでいた南アフリカは、「アパルトヘイト」という人種隔離政策の下で、多くの黒人が抑圧されていました。マンデラはこの不正義に対して立ち上がり、反対運動の一員として活動を開始します。彼の活動は、当初は平和的な抗議と交渉を通じて行われていましたが、政府の厳しい弾圧に直面し、彼は武装闘争を選択することになります。

その結果、反逆罪で逮捕され、終身刑を宣告されました。監獄での27年間の投獄生活は、彼の肉体と精神を試すものでした。しかし、マンデラはまたもや環境に嘆くことなく、この期間を自己啓発と内省の時間とし学び続け、彼の精神はますます強くなっていきました。

 

最終的には国内外からの圧力の高まりにより、マンデラは釈放されます。彼の釈放は、南アフリカの新しい時代の幕開けを告げ、数年後、南アフリカ初の黒人大統領に就任し、アパルトヘイトの終焉と新しい多文化社会の誕生をもたらしました。

 

マンデラは自分が上に立っても、彼の信念は「過去の苦しみを引きずらずに、未来に向かって進む」というものであったため、自分を投獄した者たちに対しても憎しみを抱かず、和解の手を差し伸べました。

 

このようにして自分の夢を叶えたマンデラですが、彼は生前このような言葉を残しています。

それは常に不可能に見える、しかし、それは実現するまで。

 

彼の言葉は、今でも私たちの秘められた「熱い思い」に問いかけてくれています。

 

【学び】

・だれしも生まれたときから強靭な精神を持っているわけではなく、環境に嘆かずだれかのせいにすることなく進み続けることで、その過程で強くなっていく

・そのことを成しえるまでは不可能に思えるのは当然であり、挑戦している証拠である。

・だれしも過ちはあり、考えは変化していくもの。今、正しい考えができているのであれば、今のその人自身を受け入れ、過去を見すぎない。自分も完璧ではないことを心得ておく。

 

以上が、第2回目の講義となります。貴重なお時間を割いてご覧いただきありがとうございました。

今回の講義が少しでも誰かの活力になることを願っています・・

 

次回も楽しみにお待ちください!

またのお越しお待ちしております!!