どんな種目にもメリットとデメリットがあります。

 

メリットに着目しがちですがデメリットを正しく理解することで筋トレの効果も得られやすくなります。

 

今回はスクワットのデメリットについて解説します。

 

スクワットのデメリットの一つに「バーベルなどを使って負荷をかけるか、反復回数を増やさないとそこまで大腿四頭筋・ハムストリングスは鍛えられない」があります。

 

スクワットというと筋トレの代表的な種目の一つになるので筋力強化の効果抜群と思われがちです。

 

しかしながら、単回のスクワットではさほど筋肉は使われないようです。

 

スクワットは大腿四頭筋を鍛えるための代表的な種目の一つです。

 

実は自重のみで少ない回数のトレーニングでは大腿四頭筋が強化されないことはご存知でしたでしょうか??

 

筋電図という筋肉の活動を調べる特殊な機器を用いた研究により、重量負荷なしの単発スクワットでは大腿四頭筋の筋肉の活動量は最大活動量の約11%程度にとどまったことが報告されています。

 

スクワットは多くの関節を駆使して行う多関節運動です。

 

つまり、動員される筋肉も多くなり、一つの筋肉に加わる負荷が少なくなってしまいます。

 

スクワットで大腿四頭筋を鍛える場合、バーベルなどで重量負荷をプラスしてあげるか、反復回数を増やしてオールアウトまでしっかりと追い込んであげることが重要になります。

 

どんな運動でも負荷強度や回数を調節し、しっかりと追い込んであげることではじめて効果が得られやすくなります。

 

楽をして最大限の効果を得ることはできないのです。