ダイエットや健康に興味がある人なら知っておきたい知識の一つが栄養素の消化吸収と代謝について。
今回は栄養素の中でも脂質の消化吸収と代謝について簡単に解説します。
体内に取り込まれた脂質は消化酵素により消化作用を受けて分解され、小腸から吸収されます。
その後、血液によって皮下、腹腔、筋肉の間などにある脂肪組織に運ばれて体脂肪として貯蔵されます。
貯蔵された脂肪は、エネルギーが不足すると必要に応じてエネルギー源として消費されます。
基本的にはすぐに使うエネルギーというよりも予備エネルギーのようなものであるとされています。
1gあたりのカロリーも高く、必要量以上にとってしまうとすぐに余分な脂肪組織として蓄えられてしまうので肥満やおデブにつながりやすい栄養素といえます。
ただ、実際に必要以上にとった脂質が身体のどの部位に脂肪組織として蓄えられるかは断定できません。
脂質の代謝についてですが、脂質は有酸素運動といった長時間持続して行う運動時にエネルギー源としてよく使われます。
特に中等度の運動強度の運動を長時間行う際によくエネルギー源として利用される特徴があります。
脂質は余計なものとして扱われがちですが、重要なエネルギー源としてだけでなく、ホルモンや細胞膜を構成したり、皮下脂肪として臓器を保護したり、体を寒冷から守ったりする働きもあります。
また、ビタミンの吸収を促すなど、重要な役割を担っています。
脂質は余分なものとして切り捨てるのではなく、バランスよく摂取してあげる必要があります。
一日の摂取カロリーにおける各栄養素の大まかな割合は、炭水化物50~65%、脂質20~30%、たんぱく質13~20%と言われています。
