2021年1月7日に緊急事態宣言が1都3県に再度発令され、GoToトラベルキャンペーンの再開も延期となりました。

 

新型コロナウイルスは飲食の場(特にアルコールを含む)での感染リスクが高いため、この業界に対する時短要請など様々な措置が盛り込まれています。

 

また、ウイルスが人から人へ感染していくのであれば、人の動きは極力抑えていく必要があるのは確かだと思います。

 

では、実際に人の動きがどれだけ新型コロナウイルスの感染拡大に寄与していたのでしょうか?

 

この点に興味を持ったのでインターネット上で公開されているオープンデータをもとにグラフを作図して、人々の移動と感染拡大の関係を見てみました。

 

全国を対象にしてみても良いかなとも思いましたが、今もっとも感染拡大が進行していて、緊急事態宣言の対象地域になっている「東京」を対象にして調べてみました。

 

人々の移動についてはgoogleが提供してるCommunity Mobility Reportから公共交通機関の利用割合と小売店、娯楽店の利用割合を利用しました。

*Community Mobility Reportは2020年の1月3日~2月6日(つまりコロナ禍以前)の該当曜日を基準に増減割合が算出されています

 

新型コロナウイルス新規感染者数については厚生労働省が提供しているオープンデータをもとにPCR検査の新規陽性者数を使用しました。

*実際にはPCR検査陽性=新型コロナウイルス感染ではありません

*図が小さくて文字が見ずらいかもしれません。ズームしてもらえると助かります。

 

 

 

 

通常、人の移動は1月~2月といった冬期期間に少なくなる傾向があります。

 

Community Mobility Reportは1月~2月の人の移動を基準に増減割合が算出されているので、人の移動が少ないタイミングが基準となっています。

 

よって、0%を下回るということは、普段で考えればかなり移動は少なくなっていることが考えられます。

 

また、通年でみても0%を上回ることがないということは、コロナ禍により人の移動が実際にかなり抑えられていたことが考えられます。

 

通常、クリスマスや年末の長期休暇がある12月は人々の移動が増え、小売店や娯楽施設の利用割合も大きく増えるものです。

 

2020年に関しては人の移動が少ない基準値よりも少なく、トレンドを見ても大きく増えることなく推移しています。

 

クリスマス~年末年始の人々の行動により現在の感染者数増加をもたらしてしまっているといったことが言われていますが、例年と比較すればかなり行動は抑えられていたんじゃないかなって思ってしまいます。

 

そもそも人々の行動だけでなく、感染拡大には人が絶対に抗えない気候の問題も大きく関与していることが考えられます。

 

基本的にウイルスは冬場に活発になるため、気候の問題が作用することは間違いないことなので、冬場に感染者数が増えるのは当然のことです。

 

ただ、気候の問題が作用して感染が増えやすい状況で人々の動きが増えればさらに感染が広がりやすくなることは考えられます(気候と人々の動きの相乗効果で感染が増える)。

 

よって、政府や報道の方も、「冬場は感染者数がどうしても増えてしまうことが考えられます。これは仕方がないことです。季節を変えることはできないので、この時期は人の動きを抑えることや個人の感染症対策の徹底に努めるほかありません。ご協力をお願いします。」ってハッキリと言った方が良いんじゃないかなって思います。

 

*人の移動が増えても減っても感染するような行動をとったら感染は広がります。手洗い、うがい、マスク着用の徹底をすることと、手指消毒する前に目・鼻・口を触らないように気をつける。これを徹底することが重要です。

 

最後は文句みたいな感じになってしまいすいませんでした。

実際に調べてみていい勉強になったので、今度また他の項目も含めてまとめてみます。