こんにちは！神田奈緒美です！
自問をやってみたけど、実際どのように問いかけていくのか、
まだよくわかっていない～ という方の為に、
今回は、事例を使って、問いかけをしていくステップをまとめました！
こちらを参考にしていただき、ご自身の自問をぜひスキルアップしてみてくださいね。
プレトレーニング 【仕事編】
Q:仕事で思うような成果や業績がでない、こんな時はどのような問いかけおこなったらよいでしょうか？
わかります、この気持ち…！
わたしも、何やっても、相手の顔が晴れず、なかなかうまく物事がすすまない。
沼におちいっているような気持ちになること、ありました。
頑張っても頑張っても業績があがらず、なんだか空回りばっかりしている感じになり、ちょっとやさぐれてしまうなんてこと、みなさんも1度は経験がおありではないでしょうか？
では、ここで自社で企画した健康・美容に良いお菓子の売り上げが伸び悩んでいる営業マンを事例にしてみましょう！
この時の大事な気づきは「仕事で直面するすべての問題は、自分に与えられたギフトと捉える」ということです。
では、早速やってみましょう！
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まずは、質の悪い自問です。
悪い自問１:
なかなか売れないな、どうして売れないんだろう？
答え：
経済状況が悪化しているし、時代の流れにあっていなかったんだろうな（売れない言い訳を探し出す）
悪い自問２:
これ以上、何かできることあるのだろうか？ちょっと難しそう（自分で可能性を狭める）
答え：
とりあえず、上司が判断してくれて、別の企画を練ってくれるだろう・ひとまずは自分のやるべきタスクだけやっておこう（他者任せになり、目先の行動だけに走る）
続いて質の良い質問を見ていきましょう！！
良い自問１:
中々売れないな、自分が得たい結果は何だろう？
答え：
お菓子が価格帯がたかく、現在の顧客ニーズにあっていなかったことは仕方がない、でも、品質は良くこの商品はもっと売れてもおかしくない。売れてほしい
良い自問２:
どうして自分はそれを得たいのだろう？
答え：
だって、品質もよく味もおいしいし、お客様の美容と健康に良いお菓子だから。お客様も食べてよい効果があるのであれば、喜ぶはずだ
良い自問３:
どうしたらそれを実現できるだろう？
答え：
今満足しているお客様に感想を書いてもらって、どんな良い体の変化があったか
みんなにSNS 投稿で拡散してもらえれば、もっと評判が口コミで広がるかもしれない。
良い自問４:
この商品が売れることは、自分の将来にとってどんな意味があるのだろう？
答え：
もともと自分は食べるものに気を使い、体の健康や美容を維持することに興味があるのだから、そっちの知識をもっと積んで専門分野として特化することもできるかもしれない。高くてもニーズがある商品を開発することができるようになるかもしれない
良い自問５:
今自分がすべきことは何だろう？
答え：
既存のお客様に商品のよかったところをヒアリングすることから始めて行こう
～ポイント～
自分の能力を超える問題にぶつかったときに、「まずは自分のできることから始めよう」という方は多いのですが、その場合は問題の根本解決には至りません。
出来ることから始めるという行為は、前向きにとらえがちですが、実は、自分が出来る範囲 という、「行動の限界を自分で作っている」決断をしているのです。
今まで、自分が考えて「できること」をやってきたらうまくいかなかったのです。
だから、自問をしても解決せず堂々めぐりとなっていました。
良い自問では、「そもそも自分が得たい結果は何だろう？」と、そもそもの到達したいゴールの再認識をすることから始めています。
今までのやり方や固定概念をいったん横におき、再度目標からおろす という質問になりました。
自分が上司から評価されたいのか、売り上げを上げたいのか、上司から評価されたいのか、そもそも人に感謝されたいのか。
そうすると、かならずしも、企画した商品を売ることがだけが、仕事の目的に適した行動ではないことがわかります。
ただ、仕事ではお客様を喜ばせたい ということが動機で働く人も多いことも事実です。
だから、今回、お客様が喜ぶものを提供するために 何ができるかという方向に進むことができた良い事例です。
今回のようにお客様が健康的な生活を送ることに喜びを伝えられるようなビジネスマンとして、特化したのであれば
あなたにとって、「売れなくなった」ということが、自分の方向性を見出す最高の「ギフト」だったことに気づくことができます。
いかがだったでしょうか？
悪い自問と良い自問によって、こんなにも自分の思考に影響を与え、自分の行動が変わってくることがご理解いただけたのではないでしょうか。
ぜひ、SELF NOTEを使って自問力を鍛えて、自分に良い問いかけを増やしていきましょう！
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