昨晩、Xのスペースで「公立中新1年生保護者向け」のお話がありました。

もしかしたら、お聞きになられた方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

息子がどうなるか本当にわからないので、1年後に十分に可能性があると思うので、聞いてみることに。

 

英語の話、数学の話。

なるほど、とためになるお話。

 

そして、次に出た話題。

部活。

 

お勧めしない部活、「吹奏楽部」「陸上(特に駅伝に力を入れている学校)」

 

はい、私、中学生の頃「吹奏楽部」でした笑い泣き

 

このホストの先生、吹奏楽部のこともよくご存じで、

「吹奏楽部は特殊」

「吹奏楽部は運動部です」

「吹奏楽部は夏にコンコールがある」

「特に強い吹奏楽部はさらに勝ち進むために引退が遅れる」

「さすがにそのレベルの吹奏楽部は、早慶附属高校進学は厳しい」

 

と、かなり吹奏楽部の真実を話しておられました。

 

 

 

 

ということで、古い話ではありますが、私が吹奏楽部員だった話。

興味のない方はここまで、お願いします。

 

ルンルン

 

ルンルン

 

ルンルン

 

ルンルン

 

ルンルン

 

ルンルン

 

ルンルン

 

ルンルン

 

私の通っていた公立中学は、吹奏楽部が非常に強かったです。

どれくらい強かったか??

全国レベルです。

私の1つ上の先輩まで、全国大会にかなりの頻度で勝ち進んでいました。

※1つ上の先輩まで、というのが悲しいところ。私の代であまりの厳しさに部員が集まらず、メインの部門に出れなくなってしまったのです。

 

このコンクールは今も開催時期・システムもほぼ変わらず実施されていると思います。

 

地区大会が7月、府大会が8月初旬、関西大会が8月下旬、全国大会が10月です。

吹奏楽部の強い中学校の中3は、どんなに早くても引退が10月以降になります。しかも、強い吹奏楽部は10月のコンクールで引退であることも少なく、そのあとにだいたい引退演奏会的なものがある学校が多いです。それが、10月、11月。引退は本当に遅いですよー。

 

もう、私の中学生活は吹奏楽一色でした。

時代は平成でしたが、昭和の指導方法が色濃く残る最後の時代でしたね。

 

吹奏楽部はとにかく練習時間が長い。

土日、長期休暇は朝の9時頃から夜18時頃までありましたね。

運動部のように体力を消費する訳ではないので、余計にたちが悪い真顔

コンクール前は20時前までもあった記憶があります。

お盆も3,4日?正月も3,4日くらいしか休みがなかったような・・・

 

敬語&言葉遣い、礼儀、理不尽なことに対応する力は、ここで養ったと今でも思います。辛いことも、楽しいことも、仲間と一緒に過ごし、乗り越えてきました。かけがいのない経験だったと思います。

 

その反面、振り返って思い返してみるとマイナス面も大きいゲッソリ

 

勉強がめちゃくちゃおろそかに。

定期テスト前も3日前くらいからしか部活休みになりませんでした。

スペースのホストの先生も、塾によっては「吹奏楽部入部禁止令」を出す先生もいると、そして、その先生自身も「難関私立高校を狙うなら、正直吹奏楽部は厳しい・・・」とおっしゃっていました。

 

塾に行く時間もなく、学校の授業についていくことが次第にできなくり、宿題だけで精一杯。

 

言葉は悪いですが、同期も先輩も後輩も、ほとんど成績不良ばっかりでしたね。吹奏楽部内で「賢い」と言われるレベルが、学校の成績は真ん中くらいか、それより少し上までがいいところ真顔成績不良ってどれくらいか、平均以下がほぼデフォルトです。地域の最下層の高校に進学できるかどうか、なんなら「行ける普通科はない」と言われる、そんな子もいました。

 

吹奏楽部の部員はもともとがアホしかいないのか?

そんなことはないと思います。練習にとんでもない時間を費やし、音符1つ、休符1つに、ひと夏かけるような、そんな忍耐力と継続力のある人ばっかりです。その気持ちと時間があれば、勉強でもそれなりに結果が出た人も多いと思います。

 

いかんせん、時間をあまりに吹奏楽部にかけすぎでした。

先輩・同期・後輩の中には、楽器推薦で進学する人も多くいました。

 

ただ、推薦でいける高校(私立女子校)、どうしても私には魅力的に感じず・・・

 

希望もしませんでした。

加えて、推薦でいくと、部活入部が絶対なうえに、楽器が下手だと高校3年間針の筵だな。。。とビビったのも事実ガーン

そんな経緯から、めちゃくちゃ平凡、特徴のない偏差値50ちょいの公立高校(普通科)へ進学。大学受験者層の中では最底辺、そこに自分が属していることすら当時は知りませんでした。

 

こういう自身の経験もあり、子どもには部活一色の生活を特に勧めていません。

自分ができなかったこと(勉強をがんばる)を、子どもにしてもらいたいと、どこかで望んでいるのかもしれないですね。

 

勉強をコスパという言葉で語りたくはないですが、やはり勉強はその後も続く人生に多大な影響を与えると思います、吹奏楽よりコスパ断然いいです笑い泣き

 

基礎学力がしっかりとある、勉強の仕方がわかる、それって学習の土台で、学生時分に身に着けることで、成人しても資格試験勉強にいかせたり、年をとってもいつまでも役立つと思うのですが、どうでしょうか?

 

吹奏楽部も悪くはないですが、プロになる人なんてごく一部で(ほぼいない、なっても食べていける人はなんて一握り)、気づけば三流大学も精一杯な高校進学が関の山・・・仲間はできるし、青春でしたが、うーーん、他人に勧めるか、と言われれば勧めないかなもやもや

 

話は少しずれますが、これだけ濃厚な時間を過ごす訳ですから、部内恋愛部内結婚多いですよ。中学、高校、大学と吹奏楽を続ける人も多いので、結婚も多いですよ。私の吹奏楽仲間は、吹奏楽が縁で結婚した人が多数おります。本当にすごい高確率です。男子はとにかくモテます。吹奏楽部にとって、貴重な貴重な男子部員ですから。

 

男女が一緒に、大人数で(50人以上)が、全国大会にむかって切磋琢磨する部活って、そうそうないですからね。結婚相手を見つけたいなら吹奏楽!!って、まぁまぁ言えますよ笑本気で。

 

 

話を戻しますが、今は昭和的指導もおそらく減り、当時のような吹奏楽はなくなっているように思います。それでいいと思います。私は、学生はやはり勉強が本分であってほしいと思います。勉強をしない生活に慣れると、途中で軌道修正することも難しくなります。

 

部活って、悩ましいですよね。

勉強とのバランスがうまく取れればいいですけど・・・

 

私の子どもは、二人とも音楽には全く興味がなく、娘も吹奏楽部の心配は皆無でした。それどころか、音楽、楽器に興味がなさすぎて、楽譜は読めないわ、リコーダーも吹けないわで、二人とも学校の音楽の成績がボロボロです。私は音楽だけはいつも良かったから、正反対。もうちょっと、なんとかならんかなうずまき

 

 

30年以上前の吹奏楽部の話でしたスター

おつきあい、ありがとうございました。