それでもアルゼンチンは粘り強い守備で、ドイツに決定機を作らせない。後半37分にはエジルの右からの折り返しに、クロースが合わせたものの、シュートはゴール右に外れる。試合はこう着状態に陥ったまま、90分間を終えてもスコアは動かず、延長戦に突入した。
延長戦に入るといきなりドイツがビッグチャンスをつかむ。左サイドからの折り返しにシュールレが合わせる。これはGKロメロにはじかれるが、
こぼれ球からつないだボールに今度はエジルが左足で狙う。しかし、これもアルゼンチンの守備陣がブロックした。しのぐアルゼンチンも延長前半7分に決定機
を迎える。左サイドからのクロスをフリーで受けたロドリゴ・パラシオがGKノイアーと1対1に。パラシオはループシュートを狙うが、ゴール左に外れ、アル
ゼンチンは絶好機を逃してしまう。
スコアレスで迎えた延長後半は、両チ
ーム共に消耗が激しく足が止まり出す。しかし、そうした状況でドイツがついに均衡を破る。延長後半8分、
シュールレが左サイドを突破しクロスを入れると、中央に走り込んだ途中出場のマリオ・ゲッツェが胸トラップから左足ボレー。シュートはゴール右隅に吸い込
まれ、ドイツが待望の先制ゴールを奪った。
その後は必死にアルゼンチンが反撃を仕掛けるが、ドイツはGKノイアーを中心
に体を張った守備でゴールを許さない。結局、この1点を最後まで守りきったドイツが24年ぶり4度目、南米開催では初となる欧州勢優勝の快挙を成し遂げた。
