
おはようございます!
突然ですが、
朝からクイズです。
次の文はある人が書いた
文章です。
僕は29歳になるまで、
小説を書いたことはありませんでした。
20代の大半を、
肉体労働をして過しました。
そしてある日突然小説を書こうと
思って書き始め、そのまま書き
続けています。
自分の小説家としての能力に
疑問を抱いたこともないし、
書けなくなったという経験も
ありません。
ただ自然に空気を吸って
吐くように、小説を書いて
きました。
小説家のようですね。
読んでみてわかった方は、
一番下までスクロール
してみてください。
わからない方は、
次の文も読んでみてください。
僕はハードワーカーなんです。
きわめて深く集中して執筆します。
そうすればものごとは円滑に
進行します。
それに小説を書いているときには、
僕は他のことはまったくしません。
ただただわき目もふらずに小説を
書き続けるだけです。
だから仕事の密度はとても濃いと思う。
いかがでしょうか??
ちょっと難しいでしょうか?
もう少しその人の書いた
文章をあげてみましょう。
書くことは、
たくさんの力とエネルギーを
必要とする。
そのエネルギーを休んでいる間に
蓄積しなくてはなりません。
仕事をするために、
僕は朝4時に起き、9時まで
執筆します。
とても集中するので、
5時間後には完全にへとへと
ですよ。
残りの時間は、
スポーツをしたり、水泳をしたり、
走ったり・・・。
僕が自分に課しているのは、
毎日のリズムであり、規律です。
書くためには、守るべき
自分自身の規則をつくり、
しっかりと確立させる必要が
あるんです。
一冊の本を仕上げると、
僕はからっぽになります、
何も残りません。
かなり早起きのようです。
早朝から朝方の5時間で
仕事をされているようです。
いかがでしょうか?
どなたかわかりましたか?
それにしても、
密度の濃い仕事時間の
あり方って興味深いです。
では最期にもう一文
をどうぞ。
僕が小説を書き続けているのは、
ただ書くことが楽しいからです。
書くことに関してはストレス
というものをほとんど知りません。
もうすぐ60歳になりますが、
僕はまだ自分自身の多くの部分を
知らないままです。
自分というものを知るために
これまで書いてきたけれど、
まだ先は長い。
何が僕の頭の中にあるのか、
そこでいったい何が行われているのか。
出す本はすべて自分を知るための
ひとつのステップだけれど、
探索の作業は遅々として進みません。
僕の内部にはいまだに多くの
深い闇が存在しており、
闘いは長いものになると思います。
この方は現在65歳です。
ノーベル文学賞の期待も
ある方です。
ボクもこの方が書かれた
著作はほとんど読みました。
はじめて読んだのは、
『ノルウェーの森』。
高校生のときでした。
近年読んだのは、
『1Q84』
『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』
ですね。
この方が誰なのか?
もうおわかりですよね。