おはようございます！
強み開発トレーナーの市川です。
ポジティブ感情の効果について
先日書きました。
ポジティブ感情が低いと不幸
なのか？？
という疑問もありますよね。
ここで、
ポジティブ感情の低いある男性
のことについて紹介します。
アメリカに住む、
レンという男性がいました。
レンはわずか20代で証券会社の
CEOとして活躍し年間数百万ドルを
稼ぐやり手です。
しかも、眉目秀麗。
デキる男なわけです。
しかもハンサム。
しかし、
恋愛はぜんぜんダメでした。
彼と付き合った女性たちは
彼の性格を嫌ったのです。
彼女たちは、
彼は温かくない、明るくない、
あまり笑わない、
と彼を非難しました。
レンのポジティブ度はもともと、
低かったのです。
レンの冷淡とも見える態度は、
やり手の証券トレーダーとして、
またCEOとして、冷徹な対応が
結果を生み出してきました。
レンはその後、
快活さや、外交的な性格がそれほど
重視されないヨーロッパへ引越しました。
いまは、ヨーロッパで出会った、
かれの性格を理解してくれた女性
と結婚して幸せに暮らしているそうです。
このレンという男性は
ポジティブ心理学を提唱した
マーティン・セリグマンの友人
なんだそうです。
この話しを通して、セリグマンは、
人はポジティブな感情が
それほど高くなくても、
十分、幸せになれるのだ
と言っています（『世界でひとつだけの幸せ』）。
これって、とても大事なことだと
思うのです。
ポジティブ感情が高いことが
幸せの絶対条件ではない
ということです。
日本もヨーロッパ同様、
米国的な快活さ・明るさは、
好かれる傾向はあるけど、
さほど重視されるわけではありません。
日本人にとって、
ポジティブ感情が高いということが
個人の幸せと必ずしも直結している
わけではなありません。
特に日本人ってニュートラル
ところに幸せを感じるところ
ありますから。
ポジティブ感情には、
素晴らしい効用が確かにある。
でも、それが個人の幸福を
決定づける必須の要素では
ないってことですね。
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