おはようございます！
強み活用アドバイザーの市川です。
仕事や勉強を勤しむあまり、
睡眠時間を削っていませんか？
その睡眠時間を削ることは、
カラダの健康にもよくない
ことは自明ですが、脳の働き
にもよくないようです。
睡眠の大事な働きの一つに、
記憶・学習
があります。
眠っている間の脳の活動は
かなり活発です。
睡眠の研究では、
起きているときよりも
眠っているときの方が、
より効果的に学んだことを
関連付けしている
ということがわかってきました。
ドイツでこんな実験が行われました。
１．複雑な手順を使って解く数学の問題の解き方を教える
２．被験者はその問題の解き方を100回練習する
３．12時間後に、200回その問題に挑戦する。
４．簡単に解く方法があるのだが、被験者には教えていない。
被験者は問題を解く回数を
重ねるうちに、簡単に解く方法が
あることに気づきはじめました。
簡単な解法がわかるまでに、
被験者の中で大きな違いが
あったのです。
それは、３のときに、
睡眠をとっているか、いないのかの違い
でした。
睡眠をとった人は、
睡眠をとっていない人よりも
2.5倍もはやく簡単な解法を
見つけ出しました。
このことからも、睡眠は、
学習とその日の経験を
記憶・体験として合成する
働きを担っている
ことがわかってきました。
睡眠は学習体験を肉化する上でも
重要だった！
睡眠削るなってのは愚考・愚行。
しっかり寝ときましょ！