
おはようございます!
強み活用アドバイザーの市川です。
みなさんは記憶力に
自信ありますか?
正直なところ、
ボクはあまり記憶力、
よくないデス。
子どもの頃は、
ドラえもんの暗記パンを、
本気で欲しいと思っていました。
暗記パンに写して、
それを食べるとそれを覚える
ことができるんですよね。
ただ、排泄と同時に
覚えたことは忘れてしまう、
という致命的な欠点がありますが・・・
これはマンガの話しですが、
何でも記憶してしまう人が
実際にいたそうです!!
その人の名は、
シェレシェフスキーさんです。
20世紀前半に、
ロシアの新聞記者であった、
この人は
身の回りに起きたことを逐次覚る
ことが出きたそうです。
しかも、
時間がたっても、
忘れずに覚えているそうで、
15年前に覚えたことも、
細かく思い出せるそうです。
これはスゴイ!!!!
暗記パンを越えた!!!
この記憶力は、物凄い「強み」では!?
しかし、
普通の人ができる、
あることが彼には不可能でした。
それは、
忘れること
です。
一部始終を覚えているので、
抽象的なレベルでモノを考えることが
困難であったようです。
彼は人の顔が認識できないのが
悩みだったそうです。
人の顔は絶えず変化していて、
表情がことなったります。
ふつうは記憶して、
抽象化・イメージ化するので、
多少変化していてもその人が
誰なのかはわかります。
彼は逐次記憶するので、
同じ表情でないと同一人物として
認識できなかったようです。
また、
物語を丸ごと暗記できるけど、
そのエッセンスや要点を聞かれると、
まったく出来なかった。
といわれています。
人は日常起きている、
さまざまなことを記憶して、
それを抽象化・イメージ化・意味化する
ことで細部を忘れ去ります。
無意識のうちに、
膨大な情報を切り捨てる
のです。
細部を忘れることは、
人間の高度な知性
(抽象化・推論・学習・イメージ化)
のために役立っている
のですが、
シェレシェフスキーさんは
忘れることができないために
それができなかったようです。
おーーー!!!
忘れることって大事なんですねー。
良かった忘れっぽくて・・・
って、違うか(汗)