おはようございます!
強み活用アドバイザーの市川です。
昨日、
ポジティブイノベーションセンター主催による
ポジティブ心理学応用研究会(PPAL)
を開催しました。
今回は、
6月にモスクワで開催された
『ECPP(ヨーロッパポジティブ心理学会議)』
と
8月にボストンで開催された
『AoM(世界経営学会)』
参加の報告会でした。

太田理事の司会のあと、
Max渡辺代表理事から
ヨーロッパポジティブ心理学会議
の模様が伝えられました。

今回のオープニング・スピーチは
フリー理論のチクセント・ミハイ先生。
退屈な仕事、つまらないものでも
フロー状態を意識的に発生させること
ができるという話しが興味深かったです。
次に、
東京成徳大学の石村郁夫先生による

ネガティブな自分を肯ずる
ワークショップ
というテーマで、ECPPで発表した
研究内容についてのお話がありました。
最近のポジティブ心理学の動向
として、ネガティブの扱いが、
注目されているようです。
また、
3つの感情制御システムの
お話しも興味深かったです。
1.動因システム
意欲、興奮、活力(ドーパミン)
2.保護システム
怒り、不安、嫌悪(セロトニン)
3.満足システム
満足、安心、繋がり(オキシトシン、エンドルフィン)
この3つ目の満足システムが
人間関係をポジティブにして
いくうえで特に重要のようです。
そこから
自己への思いやり
という自分自身を理解し、
自分に優しくしようとする
気持ちが様々な効果を生み
出すそうです。
そのための介入方法も
多々あるようですが、
今回も実際に一つワークを
行いました。

自分の無意識があるものの
声として聞こえてくるという
ワークです。
最新のお話しや、ECPPでの
雰囲気がお二人から伝わって
きました。
昨日は、
ご参加頂いたみなさま
ありがとうございました。