おはようございます!
強み活用アドバイザーの市川です。
今日から8月がスタートです!
暑さでやる気が萎えちゃったり
していませんか??
やる気!
といてば、心理学では
「モチベーション」の分野です。
モチベーションには、
褒美や罰などによって制御する
外発的動機
と、
どうしてもやりたくなる内側
からの発露による内発的動機
があります。
みなさんはどちらでやる気を
出してきましたか?
もしくはどちらでやる気を
出させていましかた?
簡単なのは外発的動機付けの
態度でしょうね。
たとえば、
あと○○すれば、昇給とか、
ボーナスはこんだけとか、
インセンティブ系もそれですね。
ただ、いろんな研究から、
長期的にみれば外発的動機は、
やる気を損ね、求める成果は
得にくくなることがわかって
います。
AIBOやCDを開発した、
元ソニーの土井利忠さんは、
外発的動機付けによる弊害
について次のようなことを
言われています。
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1、給与や社内における地位などは、
総量に限界があり、動機付けできる人
の数は制限される。動機付けできなか
った人は、落ちこぼれとなり沈殿する。
2、したがって、経済・社会が発展し、
企業の業績が急成長しているときは、
多くの人が動機付けられるが、成長が
止まると、その数が減る。成長でき
なくなった企業が、能力給を導入した
りすると、悲惨な結末を招きかねない。
3、人々の「内発的動機付け」を殺す。
「フロー」や「燃える集団」を破壊し、
サラリーマン集団を作ってしまう。
4、能力は業績のみで評価をすると、
当然給与や地位が下がることがある。
多くの人はそれを罰と受け止める。
罰を励みにできる人はわずかであり、
大多数は不当と受け止め、反抗と抗弁
と怒り、あるいは不本意ながらの服従
を生む。
5、社員を差別化し、等級付けを
してしまう。チームワークをこわし、
上司・部下の縦の関係にも歪みが入り
やすくなる
6、組織内の問題を擬似的に解決して、
お茶をにごす傾向が出てくる。
本質的解決から遠のいてしまうことが多い。
7、リスクを冒して仕事の質を上げたり、
創造性に富んだ発想や行動に挑戦する
意欲が低下する。
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外発的動機付けを高めるための
ことをどんどん打ち放てば、
「やる気!」は短時間で消滅する
ことでしょう。
現実は、
多くの会社や学校が外発的動機付け
ベースの仕組みとなっています。
それゆえに、
働く楽しさ、嬉しさ、喜びが
なかなか得られない働く人が
多数を占めるのかもしれません。
外発的動機に振り回されて
いませんか?
本当に自分がしたいことは
なんでしょうか?