おはようございます!
強み活用アドバイザーの市川です。
 


情けは人のためならず


ということわざがあります。


困っている人や、悩んでいる人に
情けをかけることは、その人の為
だけではなく、いずれは巡って
自分に返ってくるという意味です。


なんだか、
随分遠回りな話しですよね。


情けをかける、つまり、親切に
しようってことです。



ポジティブ心理学の研究では、
親切にすると自分の幸福度が
上がることがわかっています。


なぜそうなのか?


ソニア・リュボミアスキー博士は
次のようなことを挙げられています。


・利他的で思いやりの深い人間だと自分をみ
なすようになる。自分は役に立っていると
いう思いが高まる。

・人を助けたり、価値のある理念のために
ボランティアをすると、能力や資質、
専門知識が誰かの役に立っていることが
強調され、自分の人生をコントロールで
きている感覚が生まれる。

・人を助けることで、
「誰かとつながりたい」「感謝されたい」
「価値ある友情を得たい」という基本的な
人間の欲求が満たされるのです。



幸せがずっと続く12の行動習慣/ソニア・リュボミアスキー




人に親切にするということは、

・自己肯定感
・自己効力感


が高まり、

・人とつながる


ことが実的にできるからのよう
です。



さらに、こんな効果もあるようです。


親切という行為には、
波及効果が往々にしてある。
一つの親切な行動がいくつもの
親切な行動を引き起こす。




これってまさに、


情けは人のためならず


ですよね。


「親切」は、人と人との間で
ポジティブ感情の波及効果を
生み出すようです。