おはようございます!
強み活用アドバイザーの市川です。
昨日、
ポジティブイノベーションセンター主催の
ポジティブ心理学応用研究会(PPAL)
に参加してきました。
テーマは
『フューチャーサーチ』
です。

「フューチャーサーチ」とは、
関係者を一堂に集めて、広い視点から
過去・現在から共通の価値を発見し、
理想的な未来を描き出す手法です。
ポジティブイノベーションセンターの
顧問であり、組織活性化コンサルタント
でもある香取さんによるファシリテート
です。

将来の目指したい姿、行動計画を
つくる大規模な会話の手法の一つ
であるフューチャーサーチでは、
過去→現在→未来へ
と全体像をワークを通してつくり
あげていきます。

今回、すべてのワークをすることは
時間的にできなかったので、過去と
現在にしぼってワークを実施しました。

中でも、「過去」の全体像をみる、
年表を書いていく
タイムライン
というワークがありました。
テーマは、
社内コミュニケーションの未来
です。

これがまた、面白かったのです。
グローバル
ローカル
個人
という切り口で25年間の年表を全員で
各々書き上げていきます。

誰かが何かをかきはじめると、
同時代を生きたときのことをその
言葉にひっぱられるように出てくる
のです。
深く感情に残っていることが思い出されて
くるのかもしれません。
その後、テーブルごとに、
グローバル、ローカル、個人
を割り振り、何が読み取れるかを
話合います。

個々人がバラバラに書き込んだものを
みていくとうっすらと文脈がみえてき
ました。
ここに集った人たちがそれぞれの時代
をいきながら、多くのことを経験して
中から選んで書いたキーワードです。
そこには、いろんな感情があり、
心底にあるものが浮かび上がってくる
ような気がしました。
1人でやっても出てきそうにもないけど、
この場にいる人たちの共鳴ともいえる、
時代、時代の思いが響き始めていくよう
な感じを受けました。

最後は各テーブルごとに、まとめた
内容を発表しました。
個人、ローカル、グローバル
と、範囲が異なっていても、やはり
集った人たちがつくりだした「場」
が広がった感じがします。
いろんな気付きがあり、充実した
内容となりました。
これは家族や、親しい仲間とやって
みるといいかもしれません。
次回のポジティブ心理学応用研究会(PPAL)は
2012年1/29(日)の予定で
「組織変革のためのポジティブ心理学」
というテーマで開催します。
興味ある方はぜひぜひ、お越しください。