おはようございます!
強み活用アドバイザーの市川です。
強みの個人セッションで、
クライアントのお話しを聞いていると、
よく耳にする言葉があります。
それは、
こんな言葉のやりとりから出てきます。
市川:
「Aさんの特徴は○○することですね」
Aさん:
「えっ!?それって、誰でもやっていることじゃないの?」
Aさんには、そのことが
当たり前すぎて、Aさん自身を特徴付ける
ことに気付いていないようです。
市川:
「自分がやっていることって、みんなもやっていると思いがちになります」
Aさん:
「みんなやっていると思った」
こういった、
心理的特徴は自覚しにくいものです。
そこで、
Reliase2や
ストレングスファインダー等の
テストツールを使って、
それをあぶりだします。
心理的特長に限らず、
その人の経験、知識、スキル
も、その価値に本人が気付かない
ことがあります。

その価値は宝になるものです。
宝は既に持っているのですけど、
当人はそれに気付かない。
仏教に
衣裏の宝珠の譬え
という逸話があります。
衣の裏に宝石が縫い付けてあって
それに気付かずに宝石(幸せ)を
求めて旅する人のお話しです。

もう、既にあるのに、
それに気付かない。
そして、
求め、さまよってしまう。
既に自分自身にそなわっている
心理的特長、経験、知識、スキル
といったリソースに気付き、
それを価値的に活かすことで、
それが強みとなっていきます。
みなさんも、
衣の裏に潜んでいる宝が何か?
考えてみてください。