おはようございます。
強み活用アドバイザーの市川です。


被災地の情報がさまざまメディアを
通して入ってきています。


その中でも、被災者の苦悩する姿
が映し出されることがあります。


愛する人と引き裂かれた苦しみ
求めるものが得られない苦しみ
心のざわめきに応えれない苦しみ


生きていることそのものが、
苦しみになってしまっていること。


ゴータマ・シッダルダが説いた
四苦八苦そのものです。


しかも、意図せずして四苦八苦へ
一気に叩き落されたわけです。


四苦(生老病死)という個人そのものが
感じる苦しみ。


八苦(愛別離苦、怨憎会苦、求不得苦、五陰盛苦)
という、「縁」によって発生する苦しみ。


今回の災害はそれが多くの人に、
一気にふりかかりました。


四苦八苦が発生しているときは、
自分も周りもそれを現実のこととして
しっかり受けてとめて、認知すること
です。


そこから、
苦しみの発生源は自分自身であること
に気づき、正気へと戻ります。


まずは正気へ戻る。
そのためにゴータマ・シッダルダは

同じく苦しむ人の話をきき、苦しみを
取り除いてあげなさい

といいます。


もちろん、救援物資やインフラの整備
といったことは絶対に必要ですが、
被災者が同じ被災者の声に耳を傾け
続けることが多くの助けとなります。


正気に戻ると、何ができるのか?
次はどうするのか?という前へ進む
ためのパワーが出てきます。


そうなれば必ず日は昇ります。
明けない夜はないのですから。


被災地の方々の心に「希望」という太陽
が刻々と昇ってきますように。