こんにちは!
SelfMind★Agnecyの市川です。


強みセミナーで強み・弱み仕分けのワークをやっていると、時折、それって強みなのか!?ということをあげる人がいます。


MBAフォルダー、TOEIC800点、シニアマネージャー、・・・


などなど。


「強み」って才能に依拠するので、人の内面的な能力なんですね。資格や肩書き等ではありません。それは状況的に優位ということであって、「強み」ではありません。


強み心理学のドナルド・クリフトンが「強み」と「優位性」を分ける問題を提供していますのでやってみてください(^^)


---------------------------------------
以下は、「強み」ですか? それてとも「優位性」ですか?


1.新しいクルマを持っている
2.ゴルフ倶楽部に所属している
3.MBAを持っている
4.ベストセラーを書いた
5.想像力がある
6.すばらしい家族がいる

7.マラソンを完走する力がある
8.会社の社長だ
9.ユーモアのセンスがある
10.性格を判断できる
11.詩を書ける
12.飛行機の操縦ができる

13.人を指導し、その人をやる気にさせられる
14.国会議員だ
15.友だちがたくさんいる
16.マネジャーあるいは経営者だ
17.人と親しくつきあえる
18.金の設け方を知っている

19.コンピューターのプログラムが書ける
20.負けず嫌いだ
21.度胸がある
22.美しい家を持っている
23.セールスは得意だ
24.人を組織できる。



以下答え。
強み:4、5、7、9、10、11、12、13、17、18、19、20、21、23、24
優位性:1、2、3、6、8、14、15、16、22
(『強みを活かせ』)


---------------------------------------


どうでしかた?


12の飛行機の操縦ができるは、資格とも思えますがプログラムが書けるというのと同じで才能に依るところが大きいので「強み」です。飛行機を持っているとなった場合は「優位性」ですね。

15の友だちがたくさんいるというのは「優位性」です。どんな人でもすぐに友だちになれるといったことであれば「強み」となります。


優位性は強みを活かすためには役立ちますが、強みそのものではありません。強みがあった上で優位性があると強みをイキイキと使えるチャンスが増える可能性が高くなります。その逆では意味が薄くなりますね。


強みを活かすという視点では、飛行機を操縦できてこそ、飛行機を持つ意味があります。


にほんブログ村 経営ブログ モチベーションへ
にほんブログ村