最近、自分の気持ちを大切に行動していると、自分の直感的違和感に気づきやすくなった。
例えば、先日友だちと山の上にある遊園に行った。遊園に向かうには、ロープウェイを使うか、10分ほどの軽い登山をするかの道だった。
私たちは運動も兼ねて登山ルートを選んだのだが、進んでいくと休憩所のような場所に辿り着き、道が2つに分かれていた。
その際、友人は「こっちや」と右のルートを選んだ。
しかし、私は左のルートを降りていく人たちがいることに気になっていたが、友人は車も運転でき、私より方向感覚が優れているため、友人を信じてふと気になった感覚を無視してしまった。
友人の選択したルートは、THE登山という道で、実際に本格的に山登りをしている人たちにもすれ違った。
その時にも、「本当にこっちの道で合ってるのか?」と違和感を感じた。
少し突き進むと看板が立っており、友人はその看板に気づかなかったが、私はその看板をみてさらに違和感を感じた。なぜならば、目的の「遊園地」の表示がなかったからだ。
そこには「〇〇km先△△山」と書いていた。
おや?と思いつつ、またもや私は自分の違和感を無視してしまった。
しかし、予定では10分程度で遊園に辿り着くと書
いていた目的地が、10分以上経っても一向に辿り着かないのだ。
歩いても歩いても出てくる道は、山道。
そこで、ようやく「これ以上先に行っては行けない」と確信した。
その感覚は、まるで頭に降ってきたかのように私に違和感を教えてくれた。
「やっぱり違うと思う。間違えてると思う。」と伝えると、友人は、「もう少し先にあるんちゃん?」と先に進みそうな雰囲気だったが、Googleマップを開いて確認すると、やはりおかしいと思い、戻ることを提案した。
10分以上歩いてきた道を戻り、休憩所に着くとやはり私が気になっていた左ルートが正しかった。
左ルートの看板にはしっかりと遊園へのルートが書いていた。
友人には違和感があったことを「先に言ってよ」
と怒られたが、やはり、「自分より方向感覚が優れてるから」と自分の感覚や違和感を無視してはいけないと思った。
これからは自分の違和感を無視せず大事にしていきたいと思った経験だった。